京王通り商店会で阿波おどり

 去年は見に行ってたなあ~。今年は出る側でした。

↓京王通り商店会とはこんな感じの商店会です。
http://koganenosato.org/detail/mal/mal0003.html

 連の先輩に聞いた話だと、この商店会の北側に大きな団地ができて、それから賑わった商店会だそうです。しか~し、京王ストアがサンドラッグになってた!!

 阿波おどりは二部制で、一部がたなし連さんとさくら連の二連、二部が波奴連さんが加わっての三連の出演です。北に向かって短い流し踊り、その後組踊り、最後南向きに合同流しという段取りです。

 たなしさんには個人的な知り合いも多いので控え室でご挨拶。波奴連さんは初めてなので見るの楽しみです。

流し踊り

組踊り

 反省点はいくつかあるんですが、組踊りでの三味線チームはまずまずのクオリティだったかなと。個人的には11番(どんとつ)の音が勘所甘いのと、粒が全然立ってないのが反省点。

 流し踊りは調弦ですね。新人さんが弾ける、音が出るようになるのは嬉しいことなんですが、調子が狂っていても平気でジャンジャン弾いてくるので、別な意味で難しい(汗)。地道に身につけてもらうようにしていかないと。ただ、楽しんでもらうのが第一歩なので、そこは良かったと思います。

 一部が終わって控え室に戻ると、雷と雨。結局二部は中止になりました。一部ができて良かった&雨に濡れずに済んで良かったです。着替えて控え室を出る頃には雨止んでました。波奴連さんと一緒にできなかったのは残念でした。

 いよいよ、小金井本番です。

かせい阿波おどり のお知らせ

 私の地元の阿波おどりが今週末に開催されます。

7月27日(日) 17:30-20:30

かせい連、杉並区役所さざんか連、天狗連、目黒銀座連、東京新のんき連、練馬つくし連、中村橋新連、粋輦、舞蝶連

 昨年の出場連に、さざんか連さんが復活して合計9連の出演です。また開始時間も30分遅らせたので夜の時間が増えました。これは個人的には嬉しいです。

 見る阿呆にいらっしゃる方は、お休み処「ふくふく亭」にお立ち寄りください。昨年は事務所建て替えのため工事中、お休み処もお休みでしたが建物も完成し、お休み処も再開です。冷たいビールをご馳走しますよ。

*本当は連の出演がある日なんですが、この日だけはお許しいただいて、地元の阿波おどりを楽しませていただきます。連のみな様に感謝です。

長唄 能管・篠笛お稽古 「勝三郎 連獅子」1

 今年の秋に舞台で吹く曲です。吹く手は基本全部さらったことがあるんですが、そこは素人忘れているところも多いので稽古を付けていただきます。

一声
クリ
中ノ高音
突っかけ
翔りアシライ
竹笛

 取りあえず、ざーっと楽まで。クリとか中ノ高音の入れるタイミングは大小を聞いて入る。そういうところはプロの先生でないとわからないところです。ツ・チョン・チを聞いてからクリに入るとかですね。楽が怪しかった。本番ではここは抜かれる予定です。楽も太鼓を聞いて入るタイミングを間違えないように。

 今日のお稽古雑談で、Facebookでふくふくさんが阿波おどりの三味線弾いているの見ましたよ、と師匠に言われびっくり!自分ではアップしてなくてもタグ付けされると他のユーザーに見えるんですね。師匠はタグは承認制にしているそうです。自分Facebookの仕組みよくわかってないのがよくわかりました。ちょっと勉強しとかないと。

長唄三味線のお稽古 「秋の色種」9

 日記1回飛ばしたようですm(_ _)m

 最後の三下がりが全然ダメでした(涙)。あまり練習していなかったので当たり前なんですが…。本調子の虫の合方、とか二上がりの琴の合方とかは練習していたんですが、どうも三下がりの部分が後回しになって、時間切れで練習してなかったってパターンです。

 ん~、今度三下がり→二上がり→本調子の順番で練習しよう。そうしないと三下がりまで行くとヘロヘロになっているし(汗)。この曲通しで練習すると長いんですよ。

 今月あと1回稽古で8月は師匠が南座でお仕事があり、稽古はありません。次回で上がれるかなあ?

下町七夕祭りで阿波おどり

https://www.facebook.com/KoganeiSakuraRen/photos/pcb.820032638029585/820030718029777/?type=1&theater

 天気は恐るべし浅草雷連パワーで晴れ!でした。それでも昨年よりは楽だったとか。場所的には道具街の方から浅草ロックにむかう商店街通りでの七夕イベントへの出演です。天気も良いし、場所柄観光客も多いし、道に人があふれんばかりでした。まあ、阿波おどりを目当ての方以外の方が大多数だと思いますが(汗)。屋台の出店もたくさん出ていて、美味しい臭いがしていて、喉が渇きましたよ。終わってから、もちろん行きましたよ。焼き鳥屋へ。

 浅草って土地柄か三味線弾いている方も多いんでしょうね。「どうやって弾くの?」「この三味線高かったでしょう」とか、私じゃありませんけど「バチの持ち方、ちょっと違うわね」とかご指導いただいたりとかしました。連の合方も、三味線の手許とか見る人が多かった、と言ってました。他ではちょっとない感じでした。

 総踊りでみなさんの参加が少なかったのがちょっと残念でした。あのやり方だとちょっと入りにくかったかもしれません。踊り教室やって、その流れでやるのが一番良いんですが、時間とかの制約もあったのだと思います。

 三味線は個人的にもチーム的にも課題がはっきりでましたね。ちょっといろいろ考えてやらないといけいない、と思うんだけどやり過ぎてもだめだしなあ〜。でも、他人様に聞かせるにはちょっと厳しい感じですから、出る以上はあるレベルまでいかないといけないし、出る人にもその意識を持ってもらわないと。

 最後に連でいつもの記念撮影しましたが、カメラを持つ方々が対面にズラーッと並んでいたのは面白かったです(笑)。

長唄 能管・篠笛お稽古 「操三番叟」5

 上がりましたが、演奏自体はボロボロでした。竹田以外の竹笛(篠笛)が2ヶ所あるのですが、いずれも能管を吹いた直後になり、持ち替えであたふたしてしまいます。こういった能管終わってすぐ竹笛っていう曲は今までなかったように思う。

 能管を置く、ここまではいいのです。竹笛を持って構えるときに、今までの曲だと笛を手にとって膝の上で、右手の指を指穴に合わせて置き、それから左手を唄口のところに添えて口元に上げ、その後左手を滑らせ構えます。この一連の動作を素早くやらねば、と思うと慌ててしまい、特に右手の指が外れてしまいます。

 言うまでもなく、竹田のところはこの数倍の速さで持ち替えないといけないので、稽古ではみごと撃沈でした。特に能管→竹笛の持ち替えが難しい。竹笛→能管はまだなんとか間に合ってました。間に合わせた感たっぷりの音でしたが…。これを慌てた感なく吹くには相当な慣れが必要ですね。

 その他ダメ出しいただいたところ、ヒィーヤー、ヒィーが重すぎる。それだと次第のヒィーヤー、ヒィーですとのこと。あと、三番地がもっと唱歌っぽく聞こえるように吹くこと。ヒウイヤロと書いてあるけど、読みはヒューイヤロっぽいのかな。師匠のお手本聞くとヒューイヤロっぽい。

 三番地の笛に関しては、地の手事のバリエーションがいくつか必要だと感じました。取りあえず、これお吹いていれば間違いない、というのばかりだとさすがにワンパターン。とくに終わるときの手を覚えて、どれを吹いても三番地だと聞こえるようにしないと。こういうのは場数がものをいうので次回また三番叟ものを稽古するときがあるだろうから、身につけておきたい。

 で、時間が余って次何しましょうか?と聞かれたので「勝三郎 連獅子」をお願いしました。秋に川崎の邦楽祭に笛で出る予定の曲です。じゃあ、「狂い」をちょっとやっておきましょうか、と言われドキッ!少し練習していたので何とか吹けましたが、CDに合わせての演奏、そうプロの演奏なので速い!です。振り落とされそうになりながらも何とか。この辺はちょっとは成長しているようです。

江戸囃子「恭の会」と長唄ライブを聴きに行きました

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 まずは、川崎能楽堂へ。「恭の会」という江戸囃子・神楽囃子のおさらい会です。会主の鈴木恭介師は国無形文化財 里神楽 若山社中の重鎮です。私の江戸囃子の師匠が賛助出演されるということもあり、以前より何回か聞きに行っていました。ここ2年ほどは都合がつきませんでしたが、今回3年ぶりに聞いてきました。

 番組は全部で24あり、江戸囃子と神楽囃子が半々くらいかな。以前より神楽囃子の番組がかなり増えています。お弟子さん達が長い方が多くなってきているのかもしれません。私自身は神楽囃子の方は稽古していないし、これから先するかどうかも微妙なんですが、今回演奏を聞いて、演奏としての神楽囃子もなかなかいいなあ、と思いました。なんかちょっと切ない心に染みいるメロディが多いんですよね。

 江戸囃子の方はわりとシンプルな構成のひとっ囃子が多かったです。秘曲入りや、つめ打ちとかもなかった。もっとも最後まで聞いた訳ではなく、用事があったので13番目の神楽囃子まで聞いて、次の場所へ向かいました。

 今回、ネットで知り合いの方がご出演で、会場に入ったらすぐ目の前にその方らしき方がいらして、先方もこちらをわかったようで、お互い初ご対面が果たせたのが嬉しかったです。その方もレイトスターターですが、今回は神楽囃子の笛を吹かれましたが、立派な演奏でした。大宮・鎌倉・昇殿・仁羽・幣神楽という演奏でしたが、仁羽なんかはノリノリで身体が揺れてましたよ(笑)。あ~、気分も乗って演奏されているなあというのが感じられる演奏でした。時間がなく演奏後にご挨拶できず失礼いたしました。

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 さて、川崎から六本木へ移動しないといけません。東海道線で新橋、メトロで六本木までいって会場に着いたのが開演10分前、ギリギリでした(汗)。長唄三味線師匠のライブです。「綱館の段 曲舞入り」と邦楽落語「松山鏡」の2曲。綱館の演奏が始まろうかというまさにその瞬間に雷鳴が轟きます。自然現象までBGMにしてしまう師匠の力凄すぎ(笑)。まさに綱館にぴったり雰囲気の中の演奏でした。師匠の唄・三味線もノっていました。

 「松山鏡」もとは落語ですが、杵屋正邦さんが曲を付けていらしたんですね。私は落語も知らなかったですが、こちらも師匠の役者としての本領が存分に出ていた作品になっていました。

 さて、この2作品にはある共通点があるんですが何かわかりますか?それは、…。「箱」でした。「ためつすがめつ眺める」というのが二つの作品の共通点。一つは「茨木童子の腕が入った箱を眺める」場面、一つは「鏡が入った箱を眺める」場面。おどろおどろしい状況と、ちょっと滑稽な状況での場面を師匠ならでは表現力で魅せてくれました。

 師匠は長唄三味線の腕も凄いですが、一人の表現者としてスーパーマンです、ホントに。こんなに一人で観客を魅了できる三味線プレイヤーはいないんじゃないかな。

 終了後は師匠と弟子有志と邦楽ジャーナルの方と打ち上げ。美味しいビールとお酒をいただきました。

江戸囃子 篠笛・太鼓のお稽古

 笛は秘曲の「麒麟」を稽古付けていただきました。出だしは大きめに。「トオーヒャ」この「ト」に当たる部分が長すぎて間抜けになっているとまずはダメ出し。

 師匠がお手本を吹いてくださり、吹いた後に附けとちょっと違って吹いていますが、なるべくこのように吹いてくださいとのこと。師匠曰く、附けで表しきれない部分でもあり、また師匠含めてベテランは誰も附け通りには吹いていない、とのこと。たぶん最初に秘曲を吹いたときはここまで突っ込んだことは言われなかった。これだけでもありがたい。

 太鼓はひと囃子を締太鼓と大太鼓で打ちました。ん~、どちらも間が悪い。まだ締太鼓の方がましかな。先玉を打つときは少し大きめに振りかぶる。せっかくのタマなのだから格好良く。動作も大事ということ。

 大太鼓に関してはちょっとまた閃いたことがあるので、これで練習して間が合うかどうか次回試してみたい。

長唄 能管・篠笛お稽古 「操三番叟」4

 師匠がネクタイをしていたので、これからどちらへ?と伺うと、伊藤園さんのなにかのパーティーだとか。そんな話をしながら稽古へ突入。今日は竹笛です。特に難しい手もないのですが、吹き出しのタイミングとか、7メの音が強すぎるとか、いくつかダメ出しをいただきました。多少竹笛の音色がよくなってきたような自覚もあるので、吹いていてもわりと気持ちいいです。もちろん、師匠とかにお手本吹いてもらうとその差に愕然とするのですけどね(笑)。

 試しに能管との持ち替えをやってみましょうとのことでやってみましたが、これは難しい…。持ち替えるのってホント難しいです。

 最後に何か質問はありますか?とあり、竹田は吹かなくていいのかなと思ったんですが、せっかくのお稽古なので師匠に実際の持ち替えを含めてお手本を吹いていただきました。ありがたいです。竹田の吹く中身は?と伺うと、アドリブですと(汗)。そうかそうくるか~(笑)。人それぞれですが、なんとなくの形はあるので研究してくださいとのことです。

 次回、通しで能管・竹笛吹いたら上がりの予定です。

「南越谷阿波踊り 地元連発表会2014」を動画で見て

 もうすぐ7月ですね。7月になると個人的には「阿波おどり」シーズンに入ります。5~6月は祭シーズン、7~9月は阿波シーズン、秋冬は長唄シーズンかな。もちろん厳密な区切りではないのですがそんな感じです。

 今年は2年ぶりに阿波復活して、来月早々には合羽橋で出演があります。練習も今年の構成をちゃくちゃくと固めつつあるところです。7月に2回遠征があって、その後小金井の本番を迎えますので、遠征の一つ一つが大事になってきます。小金井の本番は本来なら2日間出るところなんですが、開催日が土日になったので日曜日が地元の阿波と重なるのでその日は出られないのがちょっと残念なところです。連も大事だし、地元の阿波踊りも大事だし、身体が二つ欲しい~。

 で、久しぶりの阿波ネタですが、「南越谷阿波踊り 地元連発表会2014」を動画で見ました。6連くらい見ての感想です。まずは、発表会というのが面白いコンセプトだなと。公演とかじゃなくてあえた発表会と名付けたのは何か理由があるんでしょうか?ひとつ考えられるのは、舞台を見ていてそういえば照明はまったく使っていなかったのが、その理由の一つなのかな~と。あと、鳴り物さんが舞台後ろに並んで出ているのも、演出上の効果より、そうしなさいとの約束でもあったのかなと。

 鳴り物さんが後ろにいると、それはそれで目に入ってくるので踊りの演出上は基本邪魔だと思うからです。更に舞台自体が広い、特に奥行きが深いので、これを上手く使えば面白いのに鳴り物さんがいるのでそういった演出はできなくなります。その辺が発表会という割り切りかたなのかもしれません。

 でも、こういった試みはいいと思います。やはり舞台というもので他人様に披露するとあれば練習にも熱が入ります。南越谷ってもともと祭り期間中にも舞台が2ヶ所くらいあって、見せるということに力を入れている場所だと思っています。詳しくはわからないんですが、今回初めて舞台に出たという連もあったのかな?そうであればより意味のある発表会だったと思います。

 個々の連についてはコメントしませんが、皆さん一生懸命練習されてきたのがわかるいい舞台でした。あと、連オリジナルの構成をどこも心がけていたように感じました。南越谷って提灯の連が多くて、阿呆さんの団子を真似た構成を前はよく見たんですが、今回なかった!これって凄いと思う。だってあれ提灯の連ならやりたいと思うから。

 三味線的には以前よりおとなしくなった感じ。誰かが言っていたのを聞いたけど某団体との微妙な関係が影響しているのかな?でも、どこの地域より三味線がいるのが南越谷。高円寺も遅ればせながら協会で三味線教室やっているようなので、ぞめきの三味線弾きがもっと増えると嬉しいです。

 早く梅雨開けないかな~。三味線に雨は天敵ですから!