長唄 能管・篠笛お稽古 「浦島」1

 ちょっと日記間が抜けました。とはいってもバタバタしていてそれほどお稽古いけていません。実は勝三郎「連獅子」は上がりました。えっ、2回で終わりですか?とびっくり。正治郎「連獅子」のときに個別の手はけっこうやっていたのと、まあ、やることがわかっていてある程度できていたので、「あとはよく練習しといてください」みたいな感じです。で、次何やりましょうかということで「浦島」になりました。

中ノ舞
 オヒャーオヒヤリ ヒウイヤラリ
 中・呂・中・干・中
 オヒャーオヒヤリ
 ヒィー

竹笛(三下がり)
竹笛(二上がり)
 龍神の手を打っているそうです

三段目
 オヒャーオヒヤリ ヒウイヤラリ
 ヤーリーヤーリー ヒウイヤラリ
 中・呂・中
 モリ込み 段切

 呂・中・干だけど、何か使われる曲や手によって微妙に変わる。序の舞のときとか、三段目のときとか。いつか系統立てて覚えたいんだけどなあ…。

 三下がりの笛で、チヒーイを吹くが別に太鼓がその系統ってことではなく、場面的に遠くで祭をやっているという解釈があるかららしい。

 まあ、この三下がりと二上がりの笛は、素人の私が吹くと何か曲にならない。師匠はまず譜面の手を深く考えずにキッチリ吹くといいですよと。確かに、曲にならないって言う前にキチンと吹けてない自分です。音程、拍、間をきっちり吹くのって難しいって今さらながら痛感しています。こういうところにまだまだ上達の余地があるのかな、とも。

 笛的には短いので、一応最後までいったが竹笛の内容がひどいのでもう1回やることにしました。

見る阿呆の総括~阿波おどりはどこへ向かうのか~

 私は根っからの鳴り物奏者です。が、見るのも大好きです。阿波おどりはもう22年くらいやってますが、私以上の経歴の持ち主はこの世界ゴロゴロいるので、まあペーペークラスに毛が生えたくらいです。そんな自分ですが、何となく思っていることを過去何回かまとめているので、今年また書いてみます。

 その前に阿波おどりに関しての論文を見つけたのでリンクを貼っておきます。

観光資源としての阿波踊りの成立過程とその要因

 10年ほど前の論文ですが、ざっくり今の阿波おどりの状況を捉えているなと思います。では実際踊りや鳴り物はどうなってきているのか?自分なりに少し整理してみました。

 ご存じない方もいるかもしれませんが、阿波おどりはもともと行進型の踊りです。単純な振りにシンプルなお囃子です。もともと自分が楽しむための踊りですから、難しい振りも難しい音も必要なかった訳です。忘我の境地、いわゆるトランス状態になるには、単純な振り、単調な音が向いていたからというのもあると思います。

 そんな阿波おどりがホールで演舞されるようになってきました。舞台で見せる阿波おどりの登場です。ここで昔の舞台がどうだったのか?私以上に詳しい人に語って欲しいところですが、私はかなり昔の高円寺のセシオンで行われた踊りのビデオを見たことがありますが、それはもうシンプルで、ただ女踊りが踊って、男踊りが踊って、鳴り物はひたすらぞめき囃子を鳴らす、みたいな内容でした。

 それがここ20年くらいで劇的に変化してきました。踊りは構成と呼ばれる複雑なフォーメーションをやったり、演舞にストーリー性を持たせるようになったり、歌舞伎の六方を取り入れたり、傘のような小道具を使ったりと、他の芸能を貪欲に取り入れるようになってきました。

 そうなってくると鳴り物の方も変化してきます。単純に踊らせるためだけのものから、聞かせる、あるいはその場面に合わせた効果音であったり、BGM的な役割を担うようになってきています。使われる楽器も、竹が入ったり、鈴が入ったり、拍子木が入ったり。徳島民謡に長唄、端唄、現代和太鼓の要素を取り入れたりもしています。

 今年、徳島と高円寺の舞台を見て、その連の目指す方向性が大きく分けると、シンプルな構成で踊りそのものを見せる、そして踊りのための鳴り物を志向する連と、総合芸術としての舞踊劇のような面を強く打ち出している連の、二つに分けられるかな、と感じました。舞台をご覧になった方はたぶんわかると思います。

 以前はそんなに凝った構成でなくても、上手い踊りと鳴り物を聞かせてくれれば私自身も満足していましたが、ここ最近は少し物足りなさを感じるようになってきています。やはり、いろいろ凝った構成を目にする機会が増えてきて、目や耳が贅沢になってきたからだと思います。そしてこういった傾向は見る阿呆全体に広がっていくと思います。だって、初めて見たときから舞台踊りがあった、という世代が増えていく訳ですから。

 ただ、逆にそういった舞台偏重な流れに背を向けて、あくまでメインを流しと輪踊りにして、祭的な雰囲気を重要視することを選択する連も出てきているのかなと思います。もともとお祭りなわけで、そこに小難しい芸能的なものを持ち込むことを良しとしない考えです。また、小難しいことは抜きにした、はっちゃけってる連もあります。

 こうして、普段何気なく見ている阿波おどりも、実はその連が志向しているものは全く違うんですね。その違いがあるからまた面白いのかもしれません。ただ、忘れてはいけないことは、阿波おどりは観客と一体型の踊りであること。踊る阿呆と見る阿呆の垣根がくずれる瞬間があって、皆が踊る阿呆、あるいは手拍子で囃す阿呆になることが阿波おどりの醍醐味であると思います。

 最後にこれからの阿波おどりについて。阿波おどりって今まさに進化・変化している芸能(芸能という呼び方に異論がある方もいるかもしれませんが)です。そこで、変わることを恐れてはいけないと思います。固まるにはまだ早すぎます。衣装一つとっても、以前は使えなかった色とか素材とかが使えるようになってきた今、また、動画全盛の今、ビデオ映えする衣装というのも大事な要素だと思います。昼間明るい時間にやることも以前より多くなってきているので、日中でも色映えすることも大事です。

 今年、男踊りで拳を突き上げる踊りを、徳島の選抜でも高円寺のセシオンでも見ました。この拳を突き上げるっていうの10年くらい前にくすのき連さんのHPで徳島でやっていたという記事を読んだことがありましたが、私個人的には初めて見ました。感想は使い処によっては、いいんじゃないのと。こういった新しい動きも、これから色んな使い方を試され洗練されて、阿波おどりの日常の動きになるかもしれません。

 鳴り物も、竹とてんてんはある程度一般的になってきてます。舞台では拍子木もけっこう使われてきています。以前のように笛・三味線・大太鼓・締太鼓・鉦、だけでは表現力不足になってきています。

 わたしもこの先身体の動くうちは、この阿波おどりに関わっていくでしょうから、今後も阿波おどりの行き先を見続けていきたいと思います。

高円寺阿波おどりでした 出演編

今年2年ぶりに高円寺阿波おどりに戻ってきました。当日は午前中のセシオンを見て、ご飯食べて控え室の杉八小学校の体育館へ。冷房無しはきつい(笑)。女踊りは特に大変だったと思います。

 控え室では初心者二人の三味線の糸をギリギリしごいてました。ホントは自分でやって欲しいところなんですが、たぶんその必要性自体もまだわからないと思うので、煩いじじぃの出番でウンチクをタレながら糸をしごいていました(笑)。こういったのを見て、自分でやってくれるようになるといいんですが…。

 どうせ外では音なんか聞こえないでしょ、と言われるかもしれません。実際言われたことあって涙を流して抗議したことがあります。確かに高円寺なんかでは特に騒々しいので、聞こえないと思いますが、それでも流しで通り過ぎたときの横で見ていた方達にはきちんとした音を聞かせたい、と思っています。流しのゴール近くでは、前の連の音もなくなり、太鼓が音を落としたときは少しですけど三味線の音が聞こえているかなと。それも5挺の三味線がいるからで、2挺くらいでは厳しいかな。ですから、調弦をおろそかにはできないないのです。

 南演舞場の中間からスタート。ルック、中央、東、純情を演舞してパルに入って終了。最後進まなくなったので、鳴り物が割れて後ろの飛鳥さんを通して終了。飛鳥さん最後踊って終われて良かった。ナイスな判断>連長・あらぴー。

 今回意識したのは笑顔でやること。小金井で弾いている自分の写真を見て、ぶすっとした顔が良くないな~と思ったので(笑)。ケーブルテレビに映っていたらしいんですが、楽しそうでしたよ、と言われたのでまあ良かったかなと。でも、丸い顔がますます丸く映っているようです(笑)。

 高円寺が終わると夏が終わりだなあ、と感じます。

高円寺阿波おどりでした 見る阿呆編

 見る阿呆としては、土日のセシオンで15連の演舞を見てきました。昨年の出演連から、舞蝶さん、花菱さんが抜けて、写楽さんが新しく出演。合計では1連減。私の記憶では写楽さん、前にいつ出たのかわからないくらい久しぶりだと思います。舞蝶さん、花菱さん、それぞれ高円寺らしさが濃い連だったので、好き嫌いは別にしてちょっと残念な感じです。持ち時間は去年より2分くらい増えた感じで、去年見足りなさを感じたんですが、今年は時間的にはちょうど良かった感じです。

 客の入りは7割くらいかな、関係者率も高いので、もっと色んなお客さんに見てもらえるようにする工夫が必要かな。

 個人的には江戸っ子さんの演舞が一番良かったかなあ。ひょっとこさん、朱雀さん、東京新のんき、天翔さん、なんかが好印象でした。今勢いを感じるのは、東京新のんきさんとか、朱雀さんかな。

 舞台に関して言うと、踊りと鳴り物両方が良くないと良い舞台になりません。鳴り物の中では特に笛と三味線の技量がより求められるようになってきています。それプラス、その連の音の中にしっかり三味線を取り入れている連と、取りあえず三味線入れて構成で使いました、だけの連がありました。あと、今まで取り上げたことなかったんですが、実は鉦の技量にけっこう差があったのを今回書いておきます。舞台での鉦の神髄は、いかに他の鳴り物の邪魔をせず、鳴り物全体をコントロールするか、だと思っています。っていうか三味線弾きとして、そういう鉦であって欲しいと思っています。ちなみに今の連の鉦は上手いですよ(笑)。

 あと、今年印象的だったのは静かなエンディング。その時は踊りも1~2人くらいです。普通だと全員出てきて、鳴り物もガーッとくる終わり方がほとんどの中、その静かな終わり方は余韻を引くような終わり方で、あ~、これもありだなあ、と思いました。

 衣装も大事ですね。忍さんのゴレンジャー、すいません、茶化していってるのではなく私の中ではそういう呼称なのでご容赦を、衣装変わりました。黒をベースに赤だったり、黄色、がラインで入っていました。ひと言で言うと渋い感じ。でも、私的には好印象でした。踊っている方々もベテランになってきていてそれに合っているかな、と。忍さんの演舞で全員が出てきたときって、色とりどりのビー玉が光っているようで、それだけでキレイなんですよね。

 ちょっと某連さんの法被の着付けで気になったことが…。サラシがへそ上くらいまでしか巻いてない方がいて、上半身裸に法被着ているみたいで、私的にはNG。お前の裸は見たくないと(笑)。

 あと、何だろうな~。こう舞台の空間を上手く使って見せている連とそうでない連が…。そうでない連はとにかく踊りを見て~ってことなんでしょうが、その空間の使い方だとよくわからない、ってことが間々あるように感じました。

 とまあ、偉そうに書きましたが、たくさん勉強になったし刺激をいただきました。最初に書いた原稿は過激すぎてボツにしました(笑)。

徳島阿波おどり行ってきました

 六年ぶりの徳島でした。今回は見る阿呆のみで、前夜祭、選抜阿波おどりで25連、夜の桟敷、他で見てきました。ちょっと昨年今年の選抜出演連を比較してみました。

県協会
選抜2回出演連
 悠久、殿様、娯茶平、蜂須賀、まんじ、達粋、藝茶楽、阿波扇
*この8連は昨年と同じですので、県協会の神エイトと呼びます(笑)。

選抜1回出演連
 うきよ、独楽、菊水、奴、やっこ、新のんき、ほんま、金長
*昨年から見ると、葵と八千代が抜けて、ほんまが入ってきています。

振興協会協会
選抜2回出演連
 阿呆、無双、天水、水玉、新ばし、ささ、葉月、うずき、ゑびす
*昨年は上記連に加えて扇と天保が2回出演組でした。

選抜1回出演連
 天保、扇、のんき、若獅子、阿波、阿波鳴
*昨年出場せず今年登場は、若獅子、阿波、阿波鳴さん

 達粋さんが2回出演というのがちょっと意外でした。あの、草鞋のじぃちゃんは好きですよ(笑)。そしたら龍虎連のおじいちゃんも見たいし。そして、葵さんが出ていないというのがけっこうショックでした。葵さんの踊り鳴り物を継承している連て関東にけっこうあるし、ある意味時代を代表する踊り鳴り物だったんだけどなあ。

 私が今回舞台で見た連です。これだけ多いともうどれがどうだったか覚えてません(笑)。

●県協会
悠久、殿様、娯茶平、藝茶楽、奴、まんじ
蜂須賀、金長、達粋、★悠久、やっこ、うきよ
★達粋、新のんき、阿波扇

●振興協会
阿呆、水玉、天水、うずき、無双、ゑびす
葉月、天保、ささ、新ばし、阿波鳴、★天水
★葉月、のんき、★阿呆

★は2回見た連

 延30連、正味25連です。我ながらよく見たなあ。見終わって感じたことは、常にブラッシュアップしていないと陳腐化する。ということでしょうか。一つの例として、新ばしさんの女の竹おどりという、ひじょうにハイテンポな踊りがあります。私は2003年に初めて徳島行って、この踊りを見たとき、凄い衝撃を受けましたが、正直今年見たとしてもそんなに受けないだろうなあ、と思っていました。しかしながら、実際今年見てやはりいいなあと思いました。見せ方を年々工夫しているからだと思います。一方で、某連のある踊りは、なんだかなあ、と感じました。その連の看板出し物だったはずですが、精度は悪くなっているし、見せ方の工夫もここ何年もない、という踊りでした。

 今回、舞台見て一番衝撃的だったのは娯茶平さん。え~、あれだけ積み上がってきたものを全く無しにして、新しくチャレンジするって凄すぎです。娯茶平さんに限らず県協会の連の方はチャレンジ精神旺盛といった気風があるようです。特に鳴り物がそういう印象です。正直言うとベースのぞめきの音が未だ未だなのに、と思った時期もありましたが、県協会さんの鳴り物と女踊りのレベルアップはすさまじいものがあります。

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 やっている側でもある一人として強く感じたのは、その連の特徴とか強みを作っていかないといけない、ということ。これを解決するための有効方法の一つとして、徳島の有名連と姉妹なり友好になることがありますが、そういう方向性を取らない場合、自分たちで作り上げていかないといけません。真似から入っていって、そこから何かが産まれてくるには相当な時間がかかるのと、うっかりすると変な方向に走ってしまう。自分としては三味線なり、笛なり、そういった面でも助けになれるようにならないとダメですね。

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 徳島在中は、三味線流し見たり、一丁まわり見たり、思いもかけない人と出会ったりと楽しかったなあ。身体は正直しんどかったけど、やっぱり行って良かった。

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杵屋五章 浴衣会

 自分の浴衣会ではないので書くこともあまりないのですが(笑)。写真だけでもあげておきたかったので。
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中目黒で阿波おどり&披露宴で阿波おどり

 お盆前最後の出演が中目黒でした。見る阿呆してたところに出るのってなんか変な感じ。むかしここで、あわともさんと飲みに行ったっけ。

 電車で現地に向かうと山手線内回りが止まっているとの案内。はて、どうしようかと考えたが、新宿三丁目から副都心線で行くのが良いだろうとなり、西武新宿駅までいって、副都心線に乗って無事現着。

 この日は通称GT前で組踊りがまず最初にあるので、いつにも増して念入りに糸しごきました。おかげで一発目ですがかなりのクオリティで最後までいけました。課題はいろいろとありますが、着実に進歩しいると思います。

 流し踊りは5本だったかな。一本凄く長いところがあったりして、終わったときは左手も右手も感覚が変になってました。少し長めの流しをここでやれて良かった。この感覚忘れてました。

 で、流しが終わると、三味線チームはタクシーを拾って次の現場へ。披露宴での余興です。まあ、お酒の入っているお客様のノリの良いこと良いこと。こういうときってどこに陣取るかが難しいです。ある程度の位置は事前に指示があるんですが、踊り子の出入りの位置とか、大太鼓まで含めた鳴り物が全員納まるのか、臨機応変さが求められます。この辺は場数が必要ですね。

 新婦さんが大の阿波おどり好きだそうで、とっても喜んでいたので、やってるこちらも楽しかった。

 これにて阿波おどりの前半戦終了。来週は徳島行ってきます。

都立家政で見る阿呆

 何故か雨にたたられることの多い「かせい阿波おどり」。第35回だそうで、古さでいったら都内でもけっこう古くからある阿波おどりです。35回のうち10回くらい出たことあります(汗)。

 もともと事務所が流し踊りの通りに面しいるので、個人的にいつもビール片手に見る阿呆してました。あることがきっかけでお好きな方が集まるようになってきました。ちょっとだけ三味線なんか弾いたりして、その場にいる皆さんに踊っていただくみたいな趣向もあります。こんな楽しみ方もあっていいんじゃないでしょうか。

 さて、今年の最大の敵はお天気でした。どこの天気予報見ても夕方から雷雨…。2時半頃来ました。雷が鳴ってザーザー降りです。でも30分くらいで止んだかな。続いて4時頃来ました。でもこれも30分くらいで止んで、少し青空に。天はかせいを見捨てませんでした。この後は瞬間パラッときたのが1回あっただけで無事阿波おどり開催されました。

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 うちの前で、新のんきさんが組踊りをスタートです。最近伸び盛りの連という印象を受けます。2~3人ずつ真ん中に出てきてひと踊り、こういった輪踊り風の演出好きです。一人一人じっくり見られるし、踊る方もどれだけ魅せられるか、集団演舞じゃない個人の見せ所です。

 今年は、出演のない連の方が何人も顔だしてくれました。そしてこの場所をきっかけにまた人の輪がつながっていく。なんかいいですね。阿波踊りの好きな人、地元の人、三味線関係のひと、いろんな方が楽しい空間を共有していました。阿波おどりの作り出す、一種の不思議なパワーを感じました。

 また、来年「ふくふく亭」でお待ちしています。

 今回の後悔。あの卵焼きの写メを撮っていなかったこと。美味しかった!!

小金井阿波おどりでした

 大きな通りの流し、ロータリーをぐるっと回る流し、駅前での組踊り、商店街での組踊り、4ヶ所の演舞場がある阿波おどり大会。なんとな~くですが、広さ的な規模に比べるとお客様が少なかったような…。老舗の阿波おどり大会が閉鎖に追い込まれる、みたいな話もチラホラ聞く昨今、余計な心配をしてしまいます。お祭り的な何かが足らないのかな。

 土曜日は雨の心配なしの猛暑日。始まる前から暑さで夏バテ気味です。これはいかんと思い、控え室近くのすき家のうな丼のポスターに惹かれ入店。美味かった~。
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 控え室入って三味線としては、まず三味線を組み立てたい。組み立てたら早く着替えて、三味線のチェックに入りたい、というのが本音です。今回は前のこともあったので、自分以外の三味線も糸をしごいたり、巻き直したりしました。

 それでも1回目の流しは途中から音が駄々下がりです。二の糸がけっこう下がるんですよね。当たり前でジャンジャン弾いてますから。三の糸は下がっても勘所でけっこう調整できますが、二の糸は開放弦で弾いてますから調整できません。1回目の流しの時は途中であまりに気持ち悪いので二の糸直しました。本当は1回目であろうとなかろうとそれをしないで済むようにしたいんですが…。

 ラス前の流しは三味線の音が揃っていて、あ~、いいよね~、と思いながら弾いていました。音が揃うと共鳴して増幅してすごくいいんです。このクオリティを1本目の流しからできるようにしないと。

 組踊りは全体的に見るとプチトラブルはありましたが、大過なく演舞することができました。

 控え室でプチ打ち上げ。私は土曜日のみなので、二次会に迷いなく参加。高いタクシー代でしたが、楽しく演奏できたので満足・満足。連長始め連員のみな様に感謝。また見に来ていただいた方々ありがとうございました。

長唄三味線のお稽古 「秋の色種」10

 上がれませんでした~。師匠から、だいぶスムースに弾けるようになってきましたね、と、更に、もう少しですね、と。自分でもだいぶ弾ける感じにはなっていたんですが、何ヶ所か引っかかってしまいました。やはり、最初から最後まで、引っかからずに弾くのは最低条件ですね。

 特に三下がりの、棹を下の方を使うところが難しい。上の方から、急に下の方に来るので激ムズです。これはもう回数こなすしかないですね。

 8月は師匠は大阪の方で舞台に出るので稽古はお休みです。その間しっかり練習して、次こそ上がれるにしないと。でも、8月は阿波で忙しいのよね(笑)。