赤坂氷川祭で祭囃子

 去年は台風接近で大雨の中でやった氷川祭。

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 本来なら今年は陰のはずなんですが、今年もお声がかかりました。なんでも、赤坂氷川神社には古い山車が完全な形ではないものの多数残っていて、数年前から少しずつ修復作業をしているそうです。その辺のことは神社のサイトに載っていました。今年は山車三台と神輿1基が巡航するとのことで特別だったようです。

赤坂氷川神社

特定非営利活動法人 赤坂氷川山車保存会

 私の所属している会はもともと赤坂見附のお店の方のつてでその町会で囃子をやらしてもらっていたのですが、今回山車の「恵比寿」がその町会のもの?とのことで、町会の推薦もあったのでしょう、神社からお声がかかったようでした。

 今年のお祭りは、町会神輿は出ていなくて、神社の山車と宮神輿の巡航のみのようでした。関係者の方が、来年は神輿の祭になりますから、とおっしゃっていました。ということは、山車が出るのは偶数年になるのかな。すいません、この辺は未確認情報です。

 今回NPO法人が山車の引き手を募集していた関係もあり、ちょっといつもの祭の雰囲気ともちょっと違う感じがしました。そのNPO法人の半纏がローマ字で名前が入っていたりとか、NPO法人の半纏の方がたくさんいるって不思議な感じです。都心の町会は高齢化の問題もあるし、このNPO法人を活用した、引き手とか担ぎ手の募集とかは、これからの祭のあり方の1つの形かもしれないですね。

 んで、実際の演奏ですが、今回、反省と失敗がてんこ盛り。2011年のとき移動式の屋台に乗ったんですが、その時は座れたという記憶があり、今回も座れるかなと思い、合曳を持って行かなかったのが大失敗。「恵比寿」山車の座れる広さは畳1畳弱くらい。しかも板張り。太鼓は座って鉦と笛は後ろで立って演奏です。私がワキ太鼓で座ると後ろの笛の人はきつきつだし、私自身も顎の前30cmに太鼓がある感じで打ちにくい。何より薄い座布団を敷いただけでは私の足は持ちません。

 休憩を挟んで4回乗るんですが、2回目と4回目はパスさせていただきました。4回目の時は歩きながら控えの笛で投げ合いを吹いていました。

 特に大太鼓と笛はダメだったなあ。大太鼓はドドストストスト ドンドン ドドドンというのが苦手。本番中には直せなかったが、帰りの地下鉄の中で何となく原因がわかった。だいたい速くなっちゃうんですが、ドドストストストの後のドンに入るのが間が詰まって速くなっている感じです。

 あと、ドンドン ドドドン ドドドン ドドドン という手があるんですが、これも速くなりがち、唱歌的には、ドンドン ドドド・ ドドド・ドドド・ と切ったようにした方が走らない感じです。

 笛は、持久力がなくなっていました。特にチヒーーーと伸ばすときのヒーーーがだんだん出なくなる、これも出すコツとかがあるんですが、吹いていないと忘れています。本番中に思い出せず。コツとしては、チヒーーーのチは少し抑え目にしてヒは少し強めに吹く。でもヒの音が一本調子ななく出せるのが理想。本番中はチで力を使いすぎでした。なかなか難しいです。

 と、反省モードでいたら、会主のT師匠から、「ふくふくさん、笛の音前と変わったね」と言われました。バタバタしていたので話がそこで切れちゃったので、良くなったのか下手になったのかわからないのですが(汗)、ニュアンス的には下手になったという訳ではなさそうでした。たぶん、少し色んな試行錯誤しているのを、感じ取っていただけたのかもしれません。

 終わってから身体が少しほてっていた感じで、あれ、また体調崩したかな?と思いましたが、どうやら天気が良くて日に焼けたせいだったようでひと安心。咳も笛を吹いている間は出なかったので良かったです。

 やっぱり祭囃子もいいなあ!

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