江戸囃子のお稽古

 篠笛、四丁目の玉に合わせる練習苦戦しています。師匠から言われたことは、玉のフレーズのリズムが崩れているので、肝心の太鼓の音が聞き取れていない。確かにそうで、あれずれたかなと思うと意識がそっちに向いてしまい、玉の終わりの手を聞き逃しています。まずはリズムの狂いにくい手に工夫すること。

 大太鼓はもっと自信を持つこと。そうなんですよね。まだドキドキしながら打ってるのがモロバレです。締太鼓、四丁目玉の地は少し上手く打てるようになってきてお褒めいただきました。家で少し地味練習やったのが良かったんでしょう。

 太鼓練習では笛を入れて、玉をいつもと違う手で吹くという練習も織り交ぜてやりまいした。太鼓は附け通りという前提で。笛のは方は、先玉はちょっともたついてダメ、後玉は終わりを捉まえて吹けました。ところがいざ太鼓の打った時は附け手より早く終わりの手を打ってしまいました(汗)。普段と違うとボロボロですね~。でもいい練習になりました。

 笛の玉はちょっと大きな壁になって立ちはだかっていますが、少しずつ取っ掛かりを見つけて乗り越えたい。それからひとっ囃子を吹いた時、ああ、調子悪いな~、という自覚があって、今までだとだいたい途中で鳴らなくなったりしたのが、最後までそれなりに吹けたのは、どういうあれなんでしょうか?以前だと鳴らなくなると鳴らそう鳴らそうとして余計力んでいたのが、良い意味で力を抜く加減を少し身につけられたからかなあ。

 能管の日吉と同じで、一度こういう感覚でできると、その後が楽になるんじゃないかと思っています。言い換えるとひとっ囃子を吹くことが、少し普通になってきた感じ。ちょっと嬉しい出来事でした。

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