色種は、本調子→二上がり→三下がりと調子が変わります。本調子から二上がりに行くところは、お決まりのなのかな?テン・トン・トン~、トン・トン~、とあるのでこのトンのところで音が合ってるか確認できます。師匠とやっているときは、師匠の音に合わせれば良いので比較的楽です。自分一人だと音の関係性を掴んでないとできません。二上がりは触りが本調子より強く出るのでその点はやりやすい部類だと思います。
最近小型のチューナーが安価で手に入るので調子をこれで合わせることもありますが、三味線弾きとしてはやはり音の関係性をつかんでおかないといけないと思います。
今回、久しぶりに大薩摩を弾きましたが、全然ダメ。あれ、やっていることは難しくなく見えるんですが、全然らしく聞こえません。理想のイメージと現実のギャップに涙…。いわゆるアーティキュレーション(articulationとは、音楽の演奏技法において、音の形を整え、音と音のつながりに様々な強弱や表情をつけることで旋律など … アーティキュレーションの付けかたによって音のつながりに異なる意味を与え、異なる表現をすることができる Wikipediaより)が全然できてない。
琴の合方の手前までやって終了。帰りは気になっていた石臼挽きのそば屋でもりを注文。美味しかった~。ツユは辛め。美味しい日本酒もいっぱい置いてあった。