江戸囃子 篠笛・太鼓のお稽古

 笛は鎌倉はいったん終わりにしましょうということになりました。鎌倉は笛吹きにとって一番大事な曲でこれを上手く吹けることが江戸囃子の笛吹きとしては大事なこと、世の中には屋台・四丁目は上手いけど、昇殿・鎌倉がからっきし、とういう笛吹きも多いのでそうならないようにとも、ご指導いただきました。

 で、何をやるかなと思ったら、四丁目の玉に合わせて笛を吹くやつ、と言われ、ぎょっぎょっ!これ難しいんですよ。家でも少し練習はしてたことがあるんですが不安です。これ笛としてはメロディをセミオートマチックにつなげることが一番重要です。オートマチックに指が動けば、その分意識を太鼓の音に向けられるからです。

 結果としては、先玉・後玉とも無事玉の終わりを捕まえて吹けました。これはやっぱり練習が少し効いていたのかな。先玉用と後玉用にパターンをつくって吹いていたのが役に立ったと思います。師匠ならその場その場で自在に吹けるでしょうが、私なんかはその域には未だ未だ遠いです。

 その後、四丁目を上げないで中の切りに入るやつをやりましたが、これはちょっと忘れていたので不十分。要復習です。

 次回これをきちんとして、さらに長い中の切りを聞いていただこうかな。

 太鼓は大太鼓、昇殿のドドドンの打ち方をダメ出し。今回はほぼひとっ囃子だけを練習。初級の方たちも簡易ひとっ囃子ができる感じになってきました。私もレベルアップしないと。

長唄 能管・篠笛お稽古 「常磐の庭」6

 上がりました。もちろんこれで完璧ということではなく、今回もアドバイスをたくさんいただきました。一応道筋が見えたかな、ってことで上がりです。

 神楽から神舞吹いて最後に日吉は相当にきついです。日吉が息も絶え絶えになってしまいました。ここをしっかり日吉で締めたい。

 能管はちょっと慣れてきたけど、日吉が少しスランプ。師匠にちょっとスランプで、新しい能管だけじゃなく前の能管でも鳴らないんですと言ったら、能管は浮気しない方がいいとのこと。新しい能管に集中した方がいいとのこと。師匠曰く、段切れの日吉、息が漏れていたけど、やっぱりいい音の片鱗が見えるから、頑張ってください。そう言われると、ちょっと嬉しいです。

 次回から演奏会に向けて、「娘道成寺」です。

千葉神社祭礼で祭囃子

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 千葉神社の祭礼に江戸囃子で参加してきました。昨年体調不良のため欠席だったため2年ぶりです。このお祭り師匠と一緒に演奏できる数少ない貴重な機会でもあります。

 全体的にはゆるりとした感じで、神酒所、喫茶店前、神社の舞台で演奏します。ここは山桜会の千葉支部の方がメインですので、私たちはサポート的な立場になります。年々、地元町会の方を含め上手になってきているのがわかります。何事も継続大事ですね。

 笛は反省点がいくつか。四丁目とか投げ合いの終わりの合図を笛が出すんですが、この合図の串が小さくてそのとき太鼓だった師匠はかまわず打ち続けています。慌ててまた投げ合いを吹いて合図、このときも不発気味だったのですが、気を遣っていただき上げていただきました。演奏後、師匠に謝り、師匠からも、上げの合図はハッキリと吹いてあげないとダメと、厳しくダメ出しをいただきました。

 この上げの串は、以前からちょっと波があり、この日もその前にひとっ囃子吹いたときはバッチリ決まったいたんですが…。しっかり確実に吹けないとダメですね。帰っていろいろ試したんですが、ピッ!っていうより、ピィッ!っていうイメージ吹くのが良さそう。

 良かったところというか嬉しかったことは、宮神輿が来る前に師匠が鎌倉やろうといって、私は最初大太鼓打ってました。これがまたとない機会で、師匠の吹く鎌倉は凝った節回しが多いのですが、聞き過ぎると大太鼓の間が崩れるので、ひたすら自分で間を刻んで打っていました。鎌倉って大太鼓が肝心なんですよね。しばらくして会で一番上手い兄弟子さんが次に笛になって、そんななかで師匠がじゃあ次ふくふくさんも吹いてと。こういう場面でそう言われたことが凄く嬉しかったのです。ある程度長く吹けないとダメなわけです。

 さて、実際バトンタッチを受けてはいいけど、あせります。なぜって途中から入るのでどの手から吹いていいか…。あとは無我夢中です、一応長い鎌倉用につくったパターンはあったのですが、その順番通りにはできず、だけどその中の手を次はこれみたいな感じでつなぎ合わせて、中にはその場で成り行きで吹いちゃった手もありました。前だったらパニクって手が止まってしまったでしょうが、何とかつなげられたのはお稽古のたまものだと思います。

 あ、もう限界と思ったこと2~3度。宮神輿が近づいてきたので師匠にバトンタッチ。なんとか未熟ながらもお役目を果たせたかなと。いや~、ほんとにどきどき。でも嬉しかった。

 大太鼓は最初屋台で間を外しまくりで反省。途中師匠が珍しくひとっ囃子の大太鼓打たれたんですが、もう感動ものの大太鼓でした。大太鼓が音楽になってる!ここしかないというタイミングで適切な音の大きさで打つ。もう聞き惚れるとともに太鼓の難しさを痛感しました。姉弟子さんに凄い大太鼓でしたね、というとやはり同じように感動されていました。

 それから千葉の教室に新しい方が入門されたんですが、なんと、少し知っている方でした。今年は一緒に演奏できませんでしたが、そのうちそういう機会があると思います。楽しみができました。