長唄 能管・篠笛お稽古 「浦島」2

 この曲の肝は、竹笛のところだと思う。師匠から、「だいたい、そんな感じなんですが、もうひと息ですね」と。それは自分もわかっていて、今さらながら竹笛の難しさを感じています。能管の最後のところの三段目だけど、浦島なりの三段目を意識してください、と。と言われてもノー感な私です。

 吹き終わって、正直にノー感でしたと言うと、いろいろと教えていただきました。歌詞だったり、踊りだったらそのシーンをイメージするとか、ただ笛で音を出しているだけではダメですよとのこと。

 今の笛の師匠は、よく教えてくださるタイプの師匠だと思います。教わる人によっても違うんでしょうが、私に対しては、素人だけど一生懸命やってくるんで、ちょっと濃いめに、というのが指導方針?のように感じます。よく言われるのは、楽しくやりましょう、楽しんでください。ある意味、プロ志望の方には絶対言わない言葉でしょうが、この言葉は素人だけど一生懸命上達を目指す自分には、忘れてはいけない言葉だと、ありがたく受け止めています。まずは続けること、続けるには楽しくないとね。

 というわけで、もう少し浦島です。頑張らないと。

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