長唄 能管・篠笛お稽古 「汐汲」1

 笛が全然鳴っていないとダメ出し。ふくふくさんはただ吹くだけではダメです。ひとつ言い訳するならば、今回はCDをバックに吹いたんですが、8本調子をかなりメらないと音程が合わないので、そのせいもあったかなと。あと、変に三味線に合わせようとしている。角角で合わせようとしているのが変に耳に付くとも。

 普段家でどう練習しいますか?と聞かれCDや録音に合わせて吹いていると応えると、新しい練習方法を勧められました。それは素で吹く練習。多少間がずれても構わないから、とにかく音色と気持ちを込めて吹くといいですよ。いまのふくふくさんだと合わせることに気持ちが取られて、笛の一番大事な音色が雑になっているとも。

 確かに言われるとおり。長唄の笛ばかり練習していると、自分の場合合わせることに精一杯で、笛本来の音色とかがおろそかになっているのは否めません。笛本来の魅力はやはり音色そのものですからそちらを伸ばしいかないと。

 というわけで、「山ざくらの歌」を練習してくるよう宿題をいただきました。こういったの習い始めの頃たくさん吹いたんですが最近はすっかりご無沙汰でした。寶山左衛門先生の作品には笛本来の魅力をたっぷり聞かせる作品が多いのですから、またこういったのを練習しよう。

 能管、竹笛の持ち替え時間が短いので、能管はやや早めに吹き終えて持ち替える。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です