長唄三味線 下浚い終了 寺内タケシの話

 昨日、午後から仕事を抜けて下浚いに行ってきました。出来は、スカバチとか間を崩したところがいくつかありましたが、大過なく弾き終えたので、まあまあといったところでしょうか。やばかったのは緊張で手に汗をかいたこと。調子変えが少しやばかったです。自分汗かくタイプなので、この調子変えは一つの鬼門なんです。昨年も本番前に石けんで入念に手の油分を落として演奏に臨んでいます。今年もそれはやらないと。

 他のお弟子さん達の演奏も一通り聞くことができました。こういうときに密かにいつか弾きたい曲をチェックしています(笑)。

 下浚い終了後、ミニ打ち上げがあり、一番先輩のお名取の方と席が隣になりいろいろお話させていただきました。この方いつもおさらい会で大トリで昨年は「娘道成寺」を弾かれたんですが、もの凄くハイレベルな演奏で感動したのをハッキリと覚えています。

 この方昨年還暦を迎えられ方で、若い頃はエレキギターが趣味だったそうです。ローリング・ストーンズとかレッドツェッペリンですか?と伺ったら寺内タケシがお好きだとか。その話を受けて、いや私阿波おどりやっていて、阿波おどりで「吉野川」という曲は寺内タケシさんが東京で阿波おどりとコラボしたときに即興で作られたんですよ、とお話しして、冒頭のメロディを口ずさんだら、なんとメロディを返してくるじゃないですか!そしてそれ日劇でやったやつでしょ、と。その場にいらしたらしいです!

 世界はどこかでつながっているんだなあと強く思いました(^^)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です