長唄三味線 おさらい会 終わりました

1780747_610546375691609_2060447733_n 聞いてくださるという奇特な方は↓
長唄「松の翁」 2014-03-02 都内某所 三味線

今回「松の翁」を弾きました。まあ甘めに採点して75点にしときます。スカバチをいつくかしでかしたのと、師匠との掛け合いで自分が半拍早く入ってしまったところが1ヶ所。あと、一人で弾くところ普段間違えないところなんですが、格好良くひいてやろうなんて思っていたら、みごとにツボを間違えました(汗)。すかさず師匠のヘルプの音が入ってきました(汗汗)。あと、全体的に固かったです。力みすぎでした。師匠の三味線の音が響くので負けないで大きな音を出さないといけないと思ったせいでしょうか。

まあ、でも、最後までわりといい感じで演奏できたと思います。特に緊張したのは出だし。ト~ン、と二の糸の開放弦を弾くんですが、普段なら何気なくできるんですが、緊張していると間違って一の音弾いたり、三の糸まで弾いちゃってシャ~ンってなっちゃいます。ここが上手くいけば流れに乗れると思い、幕が開く前にしっかりとバチで二の糸の場所を確認しました。おかげでここは無事上手くできました。裏バチや、裏ハジキとか出来映えはともかく何とかこなせたのも良かった。

それにしても出だしの前弾きは自分でも凄く固いなあと自覚してました。唄が始まってようやく少し落ち着けた感じです。合方が4ヶ所出てきますが、自分的には最後の合方は練習含めて一番上手く弾けました。特に後半部分のノリは今までで最速だと思います。お稽古しているときに、師匠がここはこれくらいノリ良く弾きたいんですよね、と模範演奏されたたときは「無理」って思いましたが、それに少しちかづけたかな。

自分の出番が終わるまでは落ち着かず、先輩方の演奏もろくに聞けませんでしたが、出番終了後は控え室や観客席で聞くことができ楽しかったです。いつか弾きたいな~、と思ったのは、「梅の栄」「新曲浦島」かなあ。今回の番組には無かったけど「秋の色種」とかもいいなあ。

おさらい会の後は打ち上げです。おさらい会楽しみは演奏もさることながらいろんな先輩方とお話しできること。邦寿組は割と弟子で集まることも多いのですが、これだけ集まることはそうありませんので。今回は長野から稽古に通ってこられる方もいらっしゃいました。

今回打ち上げで良く出た言葉は「トリプルアクセル」。人それぞれ演奏に臨んだときに、トリプルアクセルに相当するヶ所があったんですね。キレイに跳んだ人、回転不足になった人、転んじゃった人、いろいろいましたね(笑)。

聞きににいらしてくださったみな様、師匠、賛助の先生方、同門の皆さま、ありがとうございました。

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