長唄三味線のお稽古 「替衣」

 「鶴亀」お稽古中なんですが、16日に出演があるのでそのお稽古をお願いしました。暗譜で弾くこと、師匠の替え手に引っ張られない、練習用の音を録音するのが今回のお稽古のメインイベント。

 暗譜したつもりだったんですが、替え手が入ると勝手が違うというか音が違って聞こえるので所々間違えてしまいます。ただ、自分的には95%くらい暗譜はできていると感じられたので良しとします。

 師匠の替え手に引っ張られない、は晒しの合方でもろくも崩れ去りました(笑)。あれ、出だしが難しいです。こっちが替え手っぽい。

 というわけで録音したものはそのまま使えないので、編集ソフトで上手く切り貼りして師匠の替え手入り練習音源を作りました。あとはこれで練習あるのみ。

 音源作るときのコツとして、頭に調子合わせの音を入れておくと便利です。

 「替衣」って曲名ではないんですが、もともと舞踊なんかで立ち方が着替える時間のつなぎに弾く合方のことを替衣って一門では呼んでます。チンチリレンとかチンチリレンくずし、チチリチ、トトロツなんかのメドレーです。今回、それだけども足らないので越後獅子の晒しの合方を冒頭に足しています。

 師匠の替衣は神業的に速いんですが、はたして私たちのどうなるでしょう。お楽しみです。

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