「山ざくらの歌」は寶山左衛門作曲の篠笛用の曲です。途中「さくらさくら」と二重奏できる部分もあり、二人で吹いても楽しい曲です。笛を習っている方は割と最初の方に習う曲ですが、これを一つの作品として吹くのは相当ハードル高いです。
山ざくらの歌@お稽古
音で出だしと終わりをもっと大事にする。イメージしながら吹く。曲の中にドラマを作る。みたいなところがまだまだできていません。ちょっと良い感じで吹いているなあ、というところもありますが、最初の方の【六42】の六の後の4とかがかすれちゃっていたり、音の終わりが唐突だったり、あと全体に早すぎるとのこと。
こういうのも練習しないとね。あと、ロングトーンの基礎練しようと考えてます。結局篠笛の命は音色なんで、音を練るにはロングトーン練習が必須だと今さらながら痛感してます。色んなバリエーションのロングトーン練習を研究してます。
さて、「乱序」です。師匠にお願いしてお稽古していただきました。今まで見えなかったところも少し見えてきた、かな。基本、笛は大小鼓・太鼓のノリについていかないといけない。後半の太鼓、ツ天の繰り返し、入口がわからなくても慌てずどこかで入れば良い。
おまけで、「狂い」も吹きましたが、美学のCD速い!師匠曰く、こういう限界を超えるような練習も必要とのこと。納得。