長唄界の唄や三味線や囃子の凄い先生方の合同お浚い会です。助演の先生方がそうそうたる顔ぶれです。よくお世話になっている方が出演されると言うことで応援に行ってきました。それとお浚い会ですが、超一流の先生方の演奏が聞けるのですごく勉強になります。ここ2年ほど行けなかったので楽しかったです。
以前は土日2日間やっていたのが今年は日曜日のみ。お稽古している方が少なくなってる?こういう遊び・道楽にお金と時間をかけられる人が少なくなっている?のかな。お三味線を楽しむ人がもっと増えるといいんだけど。
観客席では何人か見知った顔をお見かけしました。4時間ほど聞いて退散。その後出演された方も含めて、秋の川崎邦楽祭の出し物の候補曲の検討会。唄方、三味線、囃子でそれぞれ好みが違うのが面白いところです。2番出す予定なので、1番は大曲、もう一つは軽めのものにします。それぞれ3~4曲候補を決め、後は幹事の方にお任せです。
その後、3月に知人の紹介である長唄の会で「勝三郎 連獅子」の笛を勉強させていただくことになり、それの囃子チームの練習があるので、都内某所へ向かいました。
ここで、あれ?つい最近連獅子吹かなかったけ?と、お思いの方、その通りです。昨年11月に吹きました。なら、今度は簡単でしょ?とはならないのです。それは、乱序・露の段がフルで入るからなんです。
http://youtu.be/5-Nb538fDoc?t=36m10s
↑演奏のみの動画みつからなかったので踊りのバージョンですがほぼ同じです。この乱序・露の段って、三味線や唄の演奏会やお浚い会ではカットされることが多いんです。なので私みたいな素人がこれを吹く機会はなかなかないので貴重な機会です。それと、この乱序、素人だけでやるのは非常に危ない。何故かというと鼓・大皮・太鼓・笛が阿吽の呼吸で合わせていかないといけません。なので囃子チームで事前に練習しましょうということになったわけです。しかも、今回鼓で参加される方のお師匠さんが心配されたのか、その練習に参加して見ていただくことに。凄い!緊張します。
3回いろいろとご指導いただきながら吹きました。前乱序で笛を余らせてしまう失敗を2回。吹きすぎです。イヤー天で終わらないと。でも、合わせるポイントみたいなのはおぼろげながら見えてきました。来週、もう一度囃子チームで練習します。なんと、今度は太鼓の方のお師匠さんが来られるとか。お師匠さん方、素人の乱序はよほど危険とわかっているんですね(汗)。
唄・地方でご協力いただいた、みな様。ありがとうございました。練習のヒッティングパートナーの役割を快く引き受けていただき感謝です。生の音で練習できるなんて最高でした。