長唄 能管・篠笛お稽古 「老松」

 川崎の会が終わってちょっとホッとしています。年内はもう何もないので、次の山としては笛のお浚い会です。前の師匠の時に何回か出ていましたが、今の師匠になってからは初めて、師匠自身も初めてのお浚い会だそうです。今後もお浚い会は毎年やっていく予定だそうで、私としては嬉しい限り。今年は10名足らず、こぢんまりした会場でやりますが、いずれは大きな箱でもやれるように頑張りますとのこと。頑張れ~。

 今わかっていることお知らせします。

日時:平成27年1月23日(金)13~15時くらい
会場:お江戸日本橋亭

 私は「老松」で出演します。師匠の人脈を駆使して二挺一枚お囃子。私の出番は大トリで、老松は抜き差し無しでやるという豪華バージョン。唄方は女性のようです。どなたかはまだ聞いておりません。

 というわけで今回から稽古は「老松」です。この曲実は今年初めの頃浚ったんですよね。わりとさらさら進んで上がったんですが、舞台にかけるので復習です。

 と、稽古に入る前に先日の川崎の本番演奏を聞いていただきました。あまり本番の演奏をお聴かせすることはしないのですが、来年3月に別な会で「勝三郎 連獅子」を吹く予定があるので再度チェックしていただく意味もあり聞いていただきました。

 いくつか注意点や、タイミングのこつを教えていただきました。最後の段切れの日吉はもっと間を取ったほうが良い。フー、ヒヒャー、ロルラー、リヤリは大鼓の音が聞き取りにくいと思ったら、速めにヒヒャーにはいって、リヤーリので帳尻を合わせる。竹笛はピッチよくキレイに鳴っているが、少し不安な感じが伝わってくるとのこと。自分で思うに音に厚みがたらないのかなと。もっと豊かな音を出さないとダメですね。全体的にはよく吹けてますよ、とお褒めいただきました。師匠のおかげです。

 さて、老松の稽古です。出だしのヒィーヤーヒィーなんですが、大間で吹く場合と、寶山左衛門先生のように早間で吹く場合とがあり、師匠なんかは大間で吹くことが多いそうです。今回の私は寶先生バージョンで。出端、そんな偉い人が出てくる訳ではないので重々しくなりすぎないように。ターウの繰り返し、最後伸ばすのはター。

 神舞、まだまだ指がなじんでいないのでぎこちないです。まあ、全体的に稽古していなかったのでしょうがないです。今日のお稽古はいわば準備運動みたいなもので、これから家で練習するときに間違ったことをしないための確認です。

 師匠の三味線に合わせて竹笛。本番は五本の二上がりで七本調子の笛になるとおもうので笛になれておいてくださいとのこと。

 段切れ

 あと2~3回、下浚いで本番なのでまずは暗譜しないと。また暗譜だ~。

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