土日で徳島行ってきました。メンバーは長唄三味線のお師匠さんと、弟子有志5名。師匠は徳島県文化振興財団主催の「徳島邦楽ルネッサンス」に出演のため、弟子達はほとんど観光のためです(笑)。
まずは飛行機で徳島入り。
師匠はお迎えの車でリハのためあわぎんホールへ。弟子達はレンタカーを借り観光です。なんてお気楽な弟子達&それをお許しくださる寛大なお師匠さまです。まずはお腹がすいたので昼ご飯。今回、名ガイドしてくれたのは弟子Uさん。美味しい魚食べましょう、ということでおすすめのお店へ。
この店はUさんの連、彼は高円寺の有名連で三味線弾いてます、がよく行くところだそうです。生け簀に魚がたくさん泳いでます。ハマチ定食1000円がもっともコスパが良いですよ、とのことで、これを3つとせっかくだから他も食べたいという声もあり刺身定食2つ。他に単品いくつか頼んで昼食。美味しかった~。
さて、初めて徳島来た人もいるので、鳴門の渦潮を見に行こうということになり、一路鳴門へ。大きな渦は見られませんでしたが、小さな渦は次から次へ現れては消え、たくさん見ることができました。外国の方も多く来ていて、床がガラスになっているところなんかで「ワオ!」なんて声上げていました(笑)。
夕方、空港へ戻り、遅れて到着される三味線の方をピックアップし徳島市内へ。三味線の方をリハ中のあわぎんホールで降ろして、我々もホテルへチェックイン。師匠はリハ後は主催者からご接待を受けるということになっていたので、夜も弟子のみで行動。徳島初めての人もいるしここまで来て阿波おどりを見ない手はないので、夜は阿波おどり会館へ。出演は蜂須賀連さんでした。
ここから少しまじめレポモードです。蜂須賀さんここ何年かで随分変わりました。女法被が定着して人数も多い。最初出てきたときあれ娯茶平さんの法被かなと錯覚してしまうくらいでした。衣装の感じが似てるせいかな。男踊りベテラン連中4名ほど踊っていて、衣装も色がちがっているのと、この人達はそれぞれ踊りの個性が際立っていて、見ていて楽しかった。何ともいえな味わいがあるんですよね。オーラが凄い。飽きずに見てられます。
女踊りも15年くらい前は、足を蹴り上げるなんてことはしてなかったのが、いわゆる今風の女踊りになってます。それにしても若くて美人度が高い。男踊りは衣装が浴衣になって、提灯も振る場面はあったのですが、それほど提灯を前面に出す構成ではなくなった感じです。
鳴り物は、ん~、ここもいろんなの入れ込みすぎ、自分的には。そんなに長い構成じゃないのにいろいろ入れるから、ぞめきは半分もなかったですね。県協会さんはチャレンジャーの連が多くて、かなり責めてくるので聞く方も大変です(汗)。マジレポモード終了。
なんと、同行の姉弟子さんがレイを!!
トリが食べたいという姉弟子さんのリクエストがあり、「とりぼん」さんへ。ここ安くて美味しかったです。
翌日は演奏までフリーというここになっていましたが、姉弟子さんにつきあって、眉山ロープウェイ、昼食はラーメン食べたいということで、オーソドックスに「いのたに」へ。開演まで時間が少しあったので阿波おどり会館へ戻りお土産見て、奧の滝の焼き餅でお茶。
他の端唄・義太夫・津軽のみなさんもいい演奏されていて、唯一残念なのが客の入りが良くなかったこと。これ本当にいい演奏会でした。
最後に徳島佐苗会・青の会と出演者全員でぞめきのコラボやったんですが、これも凄く面白かった。ぞめきの中に、それぞれが手を入れていくんですが、他ジャンルからの入ってくる音は発想が新鮮でそうくるか~、みたいなのがたくさん。うちの師匠はタマ入れてました。これはある意味徳島でも定番ですが、一流の長唄三味線が入れるのはレベルが違います。唄の方は越後獅子の浜唄を入れてました。師匠の発案らしいです(^o^)。
終演後、楽屋口にて、徳島の長唄三味線、ぞめき三味線のお友達と再会
終演後師匠は電車で博多へ移動。少し時間があったので、駅ビル5Fの中華料理屋へ。初めて師匠と合流(汗)。師匠と弟子連中でご飯食べ、師匠を駅でお見送りして,弟子一同は空港、そして東京へ。
今度はみんなと夏行ってみたいな~。姉弟子さんからは徳島詳しい人がいて凄く楽しかったと言っていただきました。ひとえにUさんのおかげ。わたしもちょいお手伝いできたかな。凄く楽しい旅でした(^o^)。