内幸町ホールでの演奏無事終了いたしました。個人的には無事ではなかったんですが、番組全体的に見れば良い演奏ができたように思います。成功の8割方は唄方さん、三味線のみなさまのおかげです。お囃子チームも小鼓・大皮・太鼓すごくしっかりしていました。このような場に参加させたいただきありがとうございました。
個人的にはこの七福神の笛、能管だけなんですが相当苦労しました。細かいことは省きますが、最初の合同練習の音を師匠に聞いていただき、じゃあこう吹きましょう、と言われてようやく道が見えてきた、という感じでした。それまでは吹いていても曲、太鼓にうまく乗れてませんでした。この辺は特に太鼓の読解力が大きく不足しているのを痛感しました。
ただ師匠のおかげで道が見えてからは、とにかくその道筋にそって吹く。そうするとおぼろげながら太鼓とかの音がガイドとして聞こえてきます。こういう状態にもっと早くなりたかったんですが、この曲は流派によって太鼓の手がだいぶ違うのでできませんでした。でも最後本番ではなんとか一緒にノって吹けたかな。
反省点はスカ日吉を2発。一番気をつけなきゃいけない部分、構え遅れて注意ポイントを忘れていました。落ち着いていたつもりでもこういう部分はやはり緊張していたんでしょうね。さらにスカ日吉に動揺して、その後の手がよれちゃったのは、更に反省。失敗しても動揺してはいけません。とはいっても日吉の失敗は後を引きます。その後に出てくる日吉を全部失敗するんじゃないかという恐怖ですね。この辺が素人の弱さです。
まあ迷惑かけることなく間を外さずノって吹けた。最後の段切れの日吉が気持ちよく吹けたので70点ということで。
七福神