先日三社祭で太鼓打ったり笛吹いたりしたんですが、かなり長丁場を普通に吹ける自分になっていました。これは自分ながら凄い進歩なんですが、課題もあって上げのピッ、チーヒーイ、チヒが今ひとつな感じ。ここを何とかしたい。
他の上手な笛吹きの方や4年目くらいの人の笛を聞いて少し感じたことがありました。それは自分の笛の音の出し方が非効率なんじゃないかと。要は無駄な息が多い。確かに自分は唄口に唇を乗せるとき割と開いている穴の面積が多めです。これは特に祭囃子で大きな音を出すのにこれの方がやりやすかったからです。でもこれだと無駄息が多くなるのは感じていました。他の人を見たり聞いたりして上手な方は無駄な息が無い感じがするのです。
なので少しアンブシュアを変えてみることにしました。穴の面積を少なめに唄口に唇を乗せるように変えることにしました。今のところ良い感じです。音がめらないようこもらないようにして音量もできるだけ減らないように吹ける感じです。息の余裕ができるのと、いままで音程的に今ひとつだった9メとかが良い感じみたいです。上がりのピッ、チーヒーイ、チヒも良い感じです。余裕と安心感を持って吹けます。笛を始めて20年以上経ちますが、まさか今こんなに吹き方を変える、いや変えられるとは思っていませんでした。あるいはこちらが本当は最初から正解に近かったのかもしれないと思うくらいです。
今回吹き方を変えて、もしかしたら今まで苦手だった小さめ唄口の笛が苦手じゃ無くなるかもと思っていたりします。私は大きめ唄口の笛が好きなんですよね。一番最初に先生から頂いた笛が割と大きめだったので癖がついたのかもしれません。
これからが楽しみです!