長唄とか邦楽の世界には芸大関係者がたくさんいます。わたしの長唄笛の師匠もそうです。その師匠から現役芸大大学院博士課程の小川実加子さんのリサイタルがあるというので、初めて芸大の中に入りました。
これはリサイタルが行われた第六ホール。露出補正しているので床が白く飛んでます。割と新しいのかな。芸大の入口の案内図を見てホールの場所を探していると、親切な女性な方が「小川さんのリサイタルに行かれるんですか?第六ホールはこちらです」と教えてくださいました。新しいのでまだ案内図に載ってないそうです(笑)。
リサイタルは福原徹師作曲の曲と「二人椀久」、後半は研究発表という芸大生らしい内容でした。言い忘れてましたが、小川さんは鳴り物で今回は小鼓を打たれていました。マイ先生は笛で賛助出演。二人椀久は長い曲なんですが、唄、三味線、鳴り物素晴らしく、飽きずに聞くことができました。歌詞とか全部わかるわけじゃないんですが、唄の声がすばらしいので聞き惚れてしまいました。
客席はほぼいっぱい。芸大関係者が多いのと、どうも、芸大夏期講座の受講生の方々も大勢いらしていたようです。私も知っている顔がチラホラ。長唄三味線の妹弟子さんも遭遇。聞いたらやはり夏期講座つながりだったようです。
それにしても行く途中は雨も降って寒かった。駅から芸大までの公園の中昼間歩きたかった。でも良い演奏を聞けて幸せ。