勧進帳


秋に勧進帳の笛を吹くことになりその準備をしています。お稽古はしたことはあるんですが、この勧進帳いろんなパターンがあります。なので実際どのパターンが来ても対応できるようにしないといけません。

お稽古の時は深く考えず吹いたので身についてません。抜き差しが判明したので、そこから一番ありそうなパターンを抜き出して、ここは違うパターンもあり得るな、ということを整理していきます。例えば出だしに「次第」という手を吹くんですが3パターンくらいあります。長いのから短いのがあるので、今回の持ち時間から見ると一番長いのはまずないだろう、みたいな感じです。

こうして曲を舞台にかけると深く身につけることができるわけです。

英執着獅子もどこかで吹きそうなので勉強中です。

ミュージックプレイヤー



ずっとウォークマン使っていたんですが、スマホ買い替えたのを機に google play music に移行しました。今までウォークマンの容量を気にして入れたり出したりしてたんですが、これで解決です。取り込むときにアルバムが分かれたりとか、曲を検索すると出てくるけどアルバムの中に見当たらないみたいな謎なこともありましたが、ファイルのプロパティが原因のようでした。

スマホで音楽聴くと言うことはもはやCDを介するよりダウンロードした方が便利だから、これだとCD売れなくなる訳です。チューナーとかもアプリであるし、単品のチューナーとかも売れなくなってるんだろうね。

スマホ関連にかなり仕事を取られた業界がたくさんあるんだろうと思うと少し複雑な気分です。逆にスマホ関連に仕事は増えているんだろうけど。

もう近所にはCDショップも本屋もなくなりました。ちょっと寂しい感じです。

蛇足

このスクリーンショット、五郎治全集のCDから取り込んだものですが、このCD単にトラック番号しか情報が入っていないので題名から何から手入力です😅

浜松へ


 お囃子の福原鶴十郎先生のお浚い会が浜松市福祉交流センターで開催され、そこに邦寿師匠の浜松のお弟子さんたちが出るのと、鶴十郎先生と邦寿先生のライブがあるというので日帰りで浜松に行ってきました。

 往きの新幹線の同じ車両に東音女子の方が4人いらっしゃいました。黒留袖でお顔がわかる人が2人ほどいらっしゃいました。どこかでお仕事なんでしょうね。私が伺う浜松の会にも東音女子の方が3人ほどいらっしゃいますが、たぶんもっと前に現地入りしていると思われます。なんと、来週みどケロさんのお浚い会でお世話になる先生もいらっしゃるので、現地でお目にかかったらご挨拶しなきゃなどと考えているうちに到着。

 まずは、控え室の師匠と浜松のお弟子さんたちにご挨拶。お弁当いただいたりしてありがとうございました。そして会場入り口あたりで、鶴十郎先生にばったり、ここでもご挨拶。実は一昨年助演していただいたこともあり、覚えていただいていたようです。

 会が始まるとお客様で超満員でした。笛の会や、地元の長唄の会も出演とあったからでしょうね。一種の合同お浚い会みたいな感じでした。こういう感じも良いですね。

 浜松の会の方は「ねずみ車」という三味線だけの合奏曲でした。私も弾いたことあるんですが、大勢で合奏するのは、入りのタイミングとか難しいしんですよね。浜松の皆さん立派に弾いておられました。なかなか合わせ練習する時間も少なかったと思いますが、良い出来だったと感心しました(偉そうに言える自分じゃないのは承知の上で)。

 船揃が番組にあったので、これはガン見して聞きました(笑)。5月に自分が出す番組がお囃子付きで師匠がタテで聞けるなんてラッキーでした。抜き差しは多少違うのと、細かい手が佐門とは違いましたが、いろんなことが勉強になりました。最近、本調子から二上がりに替えるときの先生方のやり方が参考になりました。

 終わった後は打ち上げ。笛の先生や、東音女子のみな様にもご挨拶してあとは飲むだけ。短い時間でしたが楽しかったです。帰りの新幹線でも師匠と姉弟子さんとプチ宴会で帰りました。楽しい一日でした。

合奏は楽しい 長唄三味線


チンチリレン演奏

チンチリレン演奏

 先日我が家で新年会やったんですが、その時にチンチリレンを替え手を入れて三人で演奏しました。

 実は知り合いに三味線を教えて欲しいと頼まれ、手ほどきならということで月一回、一年ちょっとやったかな。三味線の取り扱いとか、構えとか、譜面の読み方を中心に稽古しました。このところ上達して自分が教えるのは限界かなあ、と思うようになり、これ以上やりたいならちゃんとした先生を紹介するからと話して、一端区切りを付けることにして、最後の記念にお浚い会もどきをやろうということになり、彼女の友達を何人か読んで演奏したのが上の写真です。

手書きの番組表なんかも作ってそれらしく。
・花見踊 前弾き
・チンチリレン
・ぞめき どんとつ入り

チンチリレンはせっかくだから替え手を入れて華々しくやろうと思い、みどケロさんと練習しました。これは正直難しかった。最初は自分で本手を録音し、それをゆっくり再生した音に合わせて替え手を練習し、その後みどケロさんに本手を弾いてもらって練習しました。当日はなんとか止まらず最後まで弾けたと言うことで成功です(笑)。彼女も頑張って弾いてくれました。

長唄の三味線はこうして替え手やら上調子というのがあって合奏する楽しみもありますね。今回私も味を占めて、チンチリレンくずし、チチリチ、トトロツなんかの替え手にもチャレンジする予定です。

三味線のメンテ話


 5月に大きなお浚い会があります。金沢のお隣小松でお浚い会、当然お泊まりなので、温泉+お酒付きの楽しいお浚い会です。番組はもう決まっていて、「風流船揃」を弾きます。お囃子も付くそうなのでそれはそれは楽しみです。

 今のところ、本調子と三下がりの暗譜度合いが90%くらい、二上がりが60%くらい。暗譜は100%でないと意味がないんですが、今月中に暗譜して残り4ヶ月弱で曲を仕上げたい、みたいに考えています。

 こればっかりだと飽きるので、最近チンチリレンを練習してます。これは手を速く動かすための練習曲としてもいいのではないかと思って。それに加えて、3日前から替え手の練習を始めました。これはまったく初めてなんで最初は試行錯誤の連続。替え手は本手に間に音を入れることが多いので、間を取るのが難しいです。

 自分で本手をすごーくゆっくり弾いたのを録音して、それに合わせて替え手を練習しています。すごーゆっくりです(笑)。師匠の伝の会には遠く及びませんが、かみさんとチンチリレンを合わせて弾けるように奮闘中です。

 さて、本題のメンテ関連の話です。これいずれもかみさんの方の話です。

・駒がズレるんだけど
・糸巻きがゆるみやすい

 実は去年知り合いの方から良い三味線を譲っていただき、皮を張り替えて使っているのですが、最近かみさんから上記のような質問を受けました。かみさんの師匠に聞けば済む話なんですが、師匠に話す前に一応私に聞いておきたかったようです。

 まず、最初の駒の話なんですが、今までこんなにすぐ駒がずれることはなかったのに、今度のはすぐズレるというのがかみさんの言い分です。これに対して私は、皮や駒によっては滑りやすいのがあるのでそのせいではないか。また、プロの先生が駒が動かないように糸でわっかを作って音尾に引っかけて動かないようにしているのを見たことがあると返答。

 糸巻きについては、使っている家にススみたいなのがついて滑りにくくなってくるのではと回答。もちろんひどければ三味線屋さんに調整に出すべきというはわかっています。

 で、かみさんが師匠にお稽古と時に聞いてきたそうで、駒については私の答えたことで間違いないそうです。かみさんの三味線も糸で止めた方がよいでしょうとのことでした。

 糸巻きについては、墨を擦ってそれを糸巻きに塗るといいそうです。ただ、この方法は象牙の糸巻き限定だそうです。そして墨汁はNGだそです。方法としては糸巻きの汚れを良く拭き取ってから、金具に当たるところに墨を塗り、乾かしてから糸倉に戻すとのことです。実際にかみさんがやったら効果てきめんだったとのこと。

 この話は、そう言われるとどこかで聞いたことがあったような気がします。それと自分の持っている三味線の糸巻きは、使っているうちに汚れてくるのは、金具に残った墨が付いているのかなあ、とも思いました。うちにあるのは中古の三味線なので。それとも新品の時から墨を使っているのかもしれません。

 勉強になりました。

2017年になりました


 あけましておめでとうございます。年初に最近思うことをつらつらと書いてみようかなと。

 まず笛なんですが、自分で言うのもなんですがそこそこ吹ける方かなと思います。ちなみに自分が吹くのは江戸囃子とか、長唄の篠笛・能管です。

 で、そこそこ吹けるとどうなるかというとですね、自分で課題を見つけられるようになります。たぶん、もっと上手くなればもっと沢山の課題を見つけられるようになり、またそれを解決するためのヒントも見つけられるようになるのではないかと思います。

 なんでそう言えるのかというと、最近、江戸囃子とか長唄囃子の笛の師匠が吹いているのを少し真似できるようになってきました。ちょっと前までそんなこと考えもしなかったことです。考える前に、できないって思っていました。事実できなかった。

 江戸囃子なんかは一応附け(譜面)があり、お稽古はそれをベースに始めました。当然譜面通りに吹くことしか考えられません。ところが実は師匠なんかは譜面通りになんか吹いていないわけです。そこのところはわかっていましたが、いきなりそれはできないわけです。じゃあ、なんでその附けがあるかというと、いわゆる基礎的な力を付けるためにあるわけです。基本の附けがきちんと吹けるようになって初めて指し指やら何やらを加えて行く訳です。

 長唄の囃子で吹く能管なんかも同様です。付けはあるけど師匠が吹くのはプラスアルファが沢山ある訳です。でもいきなりそれはできないわけです。

 ですから、笛の練習に関しては最近は師匠を真似る!これにつきます。すごく難しいですがこれをやらないと駄目だし、練習してできるようになると凄く楽しい。

 一方、難儀しているのが長唄三味線。一番の問題は積み重ねがないこと。例えば誰かに、「ふくふくさん長唄三味線習っているの?じゃあなんか弾いてみてよ」と言われるとまじに困ります。これは原因は自分にあります。お浚い会終わると全然弾かなくなっちゃうからです。うちのかみさんなんかは、一度浚った曲もたまに弾いたりしているんですよね。そのかみさんですら忘れちゃって困ると言っているくらいですから、自分なんかは問題外です。

 今年は長唄三味線、初心に返って取り組みたいなあと思っています。過去に習った曲もまた練習してみようと思っています。それが一番積み重なっていく良い方法ではないかと。

 長々とぐちっぽい書き込みにお付き合いいただきありがとうございました。続けることが上達の道である、をモットーに今年も楽しんで頑張ります。

川崎邦楽祭に参加してきました


アマチュア主体のプロ・アマ混合ユニットで「岸の柳」「鷺娘」を演奏してきました。私は「岸の柳」の笛で出演でした。

知り合いのプロの方が見に来てくださったり、出演者のお師匠様がいらしたりと、別な意味でのプレッシャーがかかったかもしれません(^0^;)。演奏自体は、ちょっろっと指を間違えたり、音がひっくり返ったりしたところはありましたが、演奏自体を壊すようなこともありませんでしたので、まずまずだったかなと。三味線とのピッチが合っていたので、それだけでも少し上手く聞こえます。

今回竹笛で気をつけたのが、最初の出だしの竹笛。祭囃子っぽい手を途中何カ所か入れるんですが、その収まり具合。変に収まりを合わせるのために音を伸ばしたりとか詰まったりしないで、良い具合に収めることができました。

能管、舞三段の出だし、オヒャーに味を付けること。とにかくオヒャーは他の手にもたくさん出てくるのでここを色んな味で吹けるようにしたい。今回、ここと、最後の段切れのところのオヒャー、段切れの方が良い感じで吹けました。

この出演、私は数えたら6回目になりました。五年前に比べると少し上手になっていると思います。が、5年後今より上手くなっているかなあ?だんだん伸びしろ少なくなってきていると感じる今日この頃です。でもまだまだ頑張りますよ。

長唄「岸の柳」 2016-11-27 川崎市某ホール 能管・篠笛で参加 *観客席から録音したものです

千代田区芸能のつどい


 長唄三味線の弟子有志9名で、千代田区の「芸能のつどい」に参加してきました。演目は四世杵屋佐吉が作曲した「まつり」という三味線のみの曲です。先輩方は何回かこの曲を弾いたことがあるんですが、私は2回目かな。鉄九郎さんの国立での会に邦寿組として出演したとき以来です。去年も「まつり」の中から一曲弾きましたが、通しで弾くのは今回が二回目です。

 「まつり」組曲形式になっていて7曲くらいだったかな、それが合わさって「まつり」になっています。本来はお囃子も入るんですが、今回は三味線のみです。なので太鼓が入りの合図になっていたりするところは、タテの方が声を出して合図を出します。今回は曲事にタテを決めて演奏します。ちなみに私はお役無しです。

 出来はまずまずだったんじゃないかな。走りすぎることもなく、私も含めて各自細かい失敗はあったと思いますが、あきらかに事故ったような失敗はなかったのでは。

 4年前くらいに暗譜したので、なんとかくは覚えていたんですが、なんか似たような手が多く、覚えにくかったです。

 終了後有志で打ち上げ。来年の金沢でのお浚い会で出す曲をお互い報告したり有意義な(笑)情報交換ができました。

 

チンチリレン


なんか最近手が回らない感じです。元からそんなに早く手が回るわけじゃないんですが、これはもしかすると老化の始まりなんかなとも思えます。こういうのにはそりなりの訳があって、他にも体力的な落ち込みを痛感することが最近多くなってきています。

レイトスターター、つまり年をある程度取ってからお稽古始めた人がどうしてもぶつからざるを得ない技術的な問題の一つがこの速さって問題かなと思います。若いうちにこの辺をクリアした方は、かなり年取っても手が回りますが、それを身につけないままそれに対応せざるを得ないってのは正直、ちょっと辛いなあ~。

この辺は地味に練習するのが取りあえず一番効果的なので、チンチリレンを色んな速さで弾いて練習しています。この中に出てくる、チリチリ系の連続とか、チリトテチンとかを雑にならず、かつ、できるだけ速く弾く練習です。プロの方のような速さは無理ですが、自分の限界をできるだけ上げておきたいです。反復練習すればある程度の上達が見られる部分でもあるので、こういった練習を日常的にすることが大切だろうと思ってます。

お稽古を始めると、最初の情熱がだんだんと薄れてきます。習い始めの目標がはっきりしているときはいいのですが、脱初級すると、こう上達が顕著に見られず、だんだんと目標もフォーカスできなくなっちゃいます。

こういうときこそ、お浚い会とか何かの会で弾く機会があれば、できるだけ出るようにしています。そのことである意味無理にでも三味線に向かう時間をつくる訳です。基本嫌いになったわけではなく好きな訳です。そうして続けていくことが、いつかどこかで報われる、そう思っています。

お稽古歴は笛の方が長く、笛もそんな時期が何回かありました。その結果そのとき止めなかったことで、今の自分の笛があります。上達しない時期は苦しい。特に和楽器系の稽古はメソッドが確立しておらず、その部分で、次の手がかりを段階的に追えないという辛さがあるような気がします。そこで踏ん張らないとね。

お稽古で一番大事なこと。それは続けること。自分はそう思っています。

覚えないと


三味線
「まつり」
「風流船揃」

まつりは前に一回覚えたんですが、見事に忘れています。それでも一回覚えたので、割と覚えやすい。覚えたのを忘れちゃうのは少し寂しいですね。風流船揃は本調子はだいたいおぼえたかな。たぶん次頭に入るのは三下がり。二上がりが一番最後になると思う。


「岸の柳」

ほぼ100%覚えた。もともと短い曲なので。11月川崎で吹きます。

江戸囃子
秘曲の大太鼓と鉦。締太鼓はほぼ覚えられました。いや、凄く時間かかった。普段やらないけど、最近少し本番なんかでやるようになってきてるので覚えとかないと。

焦らず、少しずつでも頑張ろう!