紀尾井小ホールへ望月太左衛師主催の一如乃会の定期公演に行ってきました。幕が開くと、あれま~、お着物が華やか。なんとなく黒が多いのではないかと思っていましたが、助演の数名を除いてはお名取の方々も明るい色のものをお召しでした。最近、着物に興味が出てきたみどケロさんも勉強になったとか。テーマが花というのがあったからなんでしょうね。藤娘、連獅子、娘道成寺と花に関連する番組と、細棹・中棹・太棹で地唄、長唄、義太夫から一つずつという構成でした。最後の義太夫「猩々」は太左衛師とお嬢様はじめバリバリプロの気迫こもった囃子を聞かせていただきました。
で、家に帰ったらなんか急に疲れが出てご飯食べたらバタンキュー。起きたら今度は眠れなくなって、結局コンフェデレーションズカップの日本対ブラジル戦を見てしまいました。やっぱり、強かった。ブラジル。パスのスピードが速く正確、それを止めるトラップの技術が素人目にも日本とブラジルには大きな差がありました。これって普段の環境の違いが大きいのかな。
そんな中でも本田選手のキープ力は凄かった。香川選手は全然目立ってなかった。誰かが言っていたけど、使われるタイプの香川選手は回りがみんなマンチェスターユナイテッドクラスの選手じゃないと輝けないのかな。
そんなサッカーの陰でラグビーがウェールズを破るという大金星!でもよく見たら相手はほとんど2軍で暑さに参っていたとのこと。だとしても、大きな一歩ですよこれは。まあ2軍を出されたこと自体は問題大ありですけど。日本選手でただ一人南半球スーパーリーグで戦うスクラムハーフの田中選手もパスのスピードが全然違うと、夜中にやっていたNHKの番組で以前言っていました。
世界との差はパスのスピード。これ球技全体の共通課題なんでしょうね。