宵宮から本社宮入までフルに楽しみました。さすがに疲れました。有力メンバーのお休みが多く、特に笛・大太鼓ができるメンツが少なくやりくりに苦労したお祭りでした。瞬間的に三カ所でやったのですがよくできたな、という感じです。自分は昨年ようやく全パートできるようになり、会に少しは貢献できたように思います。
今年一番の出来事は、宮入の神輿を見送ったとき、途中から笛になったのですがそのまま最後まで吹ききったことかな。つまりそれは今年の三社祭の演奏の最後の瞬間に吹いていた、ということな訳です。今までは会のナンバー1,2が吹いていた位置に自分が立てた訳で自分的に少し感動したわけです。今までも宮入の見送りの途中で笛を吹いたとこもありましたが、あくまで一時的なヘルプの役目でした。大太鼓で最後の瞬間いたときもプチ感動でしたが、今年は殊更感動しました。たまたまタイミングでそうだったんだと思いますが、ある程度自分の笛に信頼をいただけるようになったような気もします。
お祭り本番は普段なかなか経験できないことが経験できます。独りで30~40分投げ合いを吹いたりすると、もう唇の感覚がぼやけます。そうなると普段何気なくできることができなくなったりします。今年だと上げのヒィが不発になったりします。この不発の原因と対策を考えることで凄く力がつくのです。
大太鼓が普段あまり打たない手を打ってきたりして動揺することもあります。囃子はその時その時でいろんなパターンがあるのが本来の姿で、いつもと違う手がきても臨機応変に対応しないといけな意訳です。自分にはその臨機応変力がまだ不足してます。引き出しを増やして、いつでもその引き出しを出せるよう経験を積むことが必要におもいました。