パーティーで江戸囃子

 ここのところ続けてパーティとか記念式典とかで江戸囃子を演奏する機会がありました。たまにこういったお呼びがあるようなんですが、私自身は初めて参加させていただきました。

 だいたいこういった時の定番メニューがあるそうで、お客様をお迎えするときの演奏、これはだいたい鎌倉。ただ単に鎌倉では無く打ち込みから始めて、屋台頭から結びまで一杯やってから鎌倉に入ります。メインの演奏はひとっ囃子。お祭り関係のパーティなのでやはりこれですね。そして閉会後のお見送りの演奏で投げ合い。この3つを軸に、アレンジを多少入れながらその会合に合わせて演奏します。

 今回、秘曲をメインの前の演奏でやりました。秘曲はもっと練習が必要と痛感しました。もともとなかなか演奏する機会がない曲なのでどうしても練習量が少なくなってしまいます。今回楽屋で今までに無いくらいの真剣さで音源聞いたり、机を叩いて練習しました(笑)。

 いやあ、ある意味今回の本番でかなり身についたような気がします。ちなみに締太鼓打ちました。たまたま一人で打ったので隣の太鼓を見て打つこともできないという状況がそうさせたような気がします。

 本番の経験は重要ですね。
 

千葉のお祭りでした

台風が近づく中、千葉のお祭りに行ってきました。見るからに怪しいお天気で雨は強くないものの降ったり止んだりを繰り返します。屋台の屋根にビニールを掛け太鼓が濡れないようにします。雨が止んだ時間を狙ってお囃子を演奏します。

昨年入られた千葉教室の皆さんとも一緒に演奏できました。やっぱりお祭りで演奏するのが一番楽しいし、勉強になります。それに師匠と一緒に演奏できるこの千葉のお祭りはすごく貴重です。

笛はひとっ囃子、投げ合い、投げ合い、と3回ほどしか吹きませんでしたが、まずまずかな。1回だけ上げの串が不発だったのは反省。トヒューヒャーヒエヒャイトロ、ヒィの前に息継ぎ忘れてました。ちょっと慌ててました。

太鼓は笛を聞きすぎてモタレてしまったり、間がズレたり、秘曲の手を忘れたりと反省てんこ盛り。特に秘曲は本当に覚える覚悟をしないとダメです。

今回、鉦をけっこう打てたのはよい勉強になりました。最後神社の奉納でも鉦を打たせていただきました。そのときのメンバー構成もあるけど、師匠から少し信用されたような気がして嬉しい。会主の先生からも帰りの電車の中でお褒めいただきました。もちろんやり始めたばかりにしては、まあまあというレベルです。まだまだ。

夕方になると雨もひどく。こんな雨の中でやったのは初めて。これもまた貴重な経験でしたが、やっぱりやだ~。暑い中でやるのが千葉のお祭りなんだよなあ~と思いました。

台風が接近ということもあり打ち上げもそこそこに家に帰りました。

祭囃子
祭囃子