長唄三味線の弟子有志9名で、千代田区の「芸能のつどい」に参加してきました。演目は四世杵屋佐吉が作曲した「まつり」という三味線のみの曲です。先輩方は何回かこの曲を弾いたことがあるんですが、私は2回目かな。鉄九郎さんの国立での会に邦寿組として出演したとき以来です。去年も「まつり」の中から一曲弾きましたが、通しで弾くのは今回が二回目です。
「まつり」組曲形式になっていて7曲くらいだったかな、それが合わさって「まつり」になっています。本来はお囃子も入るんですが、今回は三味線のみです。なので太鼓が入りの合図になっていたりするところは、タテの方が声を出して合図を出します。今回は曲事にタテを決めて演奏します。ちなみに私はお役無しです。
出来はまずまずだったんじゃないかな。走りすぎることもなく、私も含めて各自細かい失敗はあったと思いますが、あきらかに事故ったような失敗はなかったのでは。
4年前くらいに暗譜したので、なんとかくは覚えていたんですが、なんか似たような手が多く、覚えにくかったです。
終了後有志で打ち上げ。来年の金沢でのお浚い会で出す曲をお互い報告したり有意義な(笑)情報交換ができました。