川崎邦楽祭に参加してきました

アマチュア主体のプロ・アマ混合ユニットで「岸の柳」「鷺娘」を演奏してきました。私は「岸の柳」の笛で出演でした。

知り合いのプロの方が見に来てくださったり、出演者のお師匠様がいらしたりと、別な意味でのプレッシャーがかかったかもしれません(^0^;)。演奏自体は、ちょっろっと指を間違えたり、音がひっくり返ったりしたところはありましたが、演奏自体を壊すようなこともありませんでしたので、まずまずだったかなと。三味線とのピッチが合っていたので、それだけでも少し上手く聞こえます。

今回竹笛で気をつけたのが、最初の出だしの竹笛。祭囃子っぽい手を途中何カ所か入れるんですが、その収まり具合。変に収まりを合わせるのために音を伸ばしたりとか詰まったりしないで、良い具合に収めることができました。

能管、舞三段の出だし、オヒャーに味を付けること。とにかくオヒャーは他の手にもたくさん出てくるのでここを色んな味で吹けるようにしたい。今回、ここと、最後の段切れのところのオヒャー、段切れの方が良い感じで吹けました。

この出演、私は数えたら6回目になりました。五年前に比べると少し上手になっていると思います。が、5年後今より上手くなっているかなあ?だんだん伸びしろ少なくなってきていると感じる今日この頃です。でもまだまだ頑張りますよ。

長唄「岸の柳」 2016-11-27 川崎市某ホール 能管・篠笛で参加 *観客席から録音したものです

千代田区芸能のつどい

 長唄三味線の弟子有志9名で、千代田区の「芸能のつどい」に参加してきました。演目は四世杵屋佐吉が作曲した「まつり」という三味線のみの曲です。先輩方は何回かこの曲を弾いたことがあるんですが、私は2回目かな。鉄九郎さんの国立での会に邦寿組として出演したとき以来です。去年も「まつり」の中から一曲弾きましたが、通しで弾くのは今回が二回目です。

 「まつり」組曲形式になっていて7曲くらいだったかな、それが合わさって「まつり」になっています。本来はお囃子も入るんですが、今回は三味線のみです。なので太鼓が入りの合図になっていたりするところは、タテの方が声を出して合図を出します。今回は曲事にタテを決めて演奏します。ちなみに私はお役無しです。

 出来はまずまずだったんじゃないかな。走りすぎることもなく、私も含めて各自細かい失敗はあったと思いますが、あきらかに事故ったような失敗はなかったのでは。

 4年前くらいに暗譜したので、なんとかくは覚えていたんですが、なんか似たような手が多く、覚えにくかったです。

 終了後有志で打ち上げ。来年の金沢でのお浚い会で出す曲をお互い報告したり有意義な(笑)情報交換ができました。

 

チンチリレン

なんか最近手が回らない感じです。元からそんなに早く手が回るわけじゃないんですが、これはもしかすると老化の始まりなんかなとも思えます。こういうのにはそりなりの訳があって、他にも体力的な落ち込みを痛感することが最近多くなってきています。

レイトスターター、つまり年をある程度取ってからお稽古始めた人がどうしてもぶつからざるを得ない技術的な問題の一つがこの速さって問題かなと思います。若いうちにこの辺をクリアした方は、かなり年取っても手が回りますが、それを身につけないままそれに対応せざるを得ないってのは正直、ちょっと辛いなあ~。

この辺は地味に練習するのが取りあえず一番効果的なので、チンチリレンを色んな速さで弾いて練習しています。この中に出てくる、チリチリ系の連続とか、チリトテチンとかを雑にならず、かつ、できるだけ速く弾く練習です。プロの方のような速さは無理ですが、自分の限界をできるだけ上げておきたいです。反復練習すればある程度の上達が見られる部分でもあるので、こういった練習を日常的にすることが大切だろうと思ってます。

お稽古を始めると、最初の情熱がだんだんと薄れてきます。習い始めの目標がはっきりしているときはいいのですが、脱初級すると、こう上達が顕著に見られず、だんだんと目標もフォーカスできなくなっちゃいます。

こういうときこそ、お浚い会とか何かの会で弾く機会があれば、できるだけ出るようにしています。そのことである意味無理にでも三味線に向かう時間をつくる訳です。基本嫌いになったわけではなく好きな訳です。そうして続けていくことが、いつかどこかで報われる、そう思っています。

お稽古歴は笛の方が長く、笛もそんな時期が何回かありました。その結果そのとき止めなかったことで、今の自分の笛があります。上達しない時期は苦しい。特に和楽器系の稽古はメソッドが確立しておらず、その部分で、次の手がかりを段階的に追えないという辛さがあるような気がします。そこで踏ん張らないとね。

お稽古で一番大事なこと。それは続けること。自分はそう思っています。