長唄 能管・篠笛お稽古 「勧進帳」

 先日の「若獅子会」のときのお話からスタート。やはり大きな出演を終えてホッとされたそうです。若獅子Ⅲはやはり、バリ、だったそうです。なかなかお休みが取れないそうで、そいうばちょっとお疲れ気味のご様子でした。

 で、次に聞かれたのが「七福神」どうでした?と(笑)。師匠も気にされていたようで、ありがたいことです。何とか無事に吹けました、とお答えすると、「事故無く終われば立派なもんです」と。確かに事故が起きやすそうな曲でした。録音を聞いてみたいそうで、次回録音をお聴かせすることになってしまいました(汗)。

 ようやく「勧進帳」です。まずは伊十郎全集バージョンに合わせて吹きます。中ノ舞、延年の舞、二段目、とかです。だんだんノってくるのですが指が回りません。師匠もここは笛がもたれては台無しなところ。こういう部分をこれからもっと練習してくださいとのこと。獅子の狂いとかでも笛を振り落とそうとするくらいノってくる場合がありますからとも。速いパッセージは地味練でしか上手くならないので要練習です。

 次回最初から浚ってできたら上げたいとのこと。それと次の曲の候補を探しておいてくるように。この間やった、娘七草、今様望月、と推薦曲もいただきました。能管ずいていたので竹笛(篠笛)をやりたいようです。

第7回 若獅子会

 第4回から毎年来ています。超流派の囃子方さんが集まって色々やっていこうという試みは凄く良いことだと思います。長唄やお囃子がこんなにも素晴らしいものなんですよ、ということを広めていく方向性が出てきたようです。古典だけをきっちりやれ!という大先輩方からの声がたまにあるように聞きますが、それだけじゃホント長唄とかお囃子、絶滅しちゃうように思います。今後ライブハウスでの展開もあるようなMCがありましたが、大賛成!

 私自身の夢は素人さんがもっと気軽に合奏できる環境にならないかな~、ということ。私自身はネットつながりのおかげで、少し実践できていますが、この合奏することがすごく楽しいんですよね。あと凄く勉強になる。お囃子とか長唄とかをやる人が増えればそういう機会がもっと増えると期待しているわけです。

 それにしてもプロの唄、三味線、お囃子は凄いですよ。堪能しました!

ちょっとだけパソコン話

 1989年頃当時サラリーマンだった自分。親父が東芝の初代ダイナブックを買って勉強し始めて、お下がりにもらったダイナブックが初めてのパソコンでした。当時はMS-DOSの解説本買ってきて dir とか打ち込んで遊んで?ました。今思うと、親父が60代後半から勉強始めたのが凄い!

 その後パソコン通信にけっこうはまってました。当時はテニスボーイだったので、nifty のテニスフォーラムのスタッフみたいなこともやりましたっけ。そういえば一時期マックも持ってました。カラークラッシックⅡとか。ネットワークが簡単に組めるので凄いなあなんて感動してました。

 その後インターネット時代へ入ると、まずはなんといってもホームページ。みんなホームページ作ってましたね(笑)。自分も自営業になっていたので、会社のHP作りました。2000年の頃です。HTML とか知ったのもこの頃です。

 実は私スクリプトとか少しだけ勉強したことがあり、awk とかでパソコンログの解析とかに使っていました。このとき勉強したこと。さかのぼってMS-DOS を勉強したことはけっこう後になっても役立ってくれています。

 その後はやったのが個人ブログ。はい、やりました。今もやっています。

 2006年頃、所属していた連のサイトをメンテするようになり、再度少し勉強。その当時は xhtml + css で作るのがクールなサイトだ!みたいな風潮で、それに合わせて作りました。

 その頃からミクシィとか sns が流行ってきました。最初の頃は日記とかコミュニティとかが元気だったんだけど、最近はつぶやきメインになりましたね。

 現在は 個人ブログを充実させようとレンタルサーバ借りてます。無料ブログサイトはアップロードファイルの制限があったりするのと、CMS として使いやすいツール・環境が身近になってきたので、思い切って移行しました。

 そこでわかったのは、WEB 世界の進化の速さ。LAMP とか HTML5 とか動的サイトとか…。この業界でプロとしてやっていらっしゃる方は日々勉強なんでしょうね。私なんかな趣味でやっている分には面白いし好きです。

 先日買った「WordPress スタートアップガイド 3.x」を読んでそんなことを思いました。

カラコロ余談

 番組表の後ろ方に某囃子のお家元ご子息の名前を拝見して、お家元いらっしゃるのかなあ~と思っていたら、お家元、奥様がお見えになりました。私直接は関係ないんですが、まあ近いところをウロウロしているので、先方は覚えていらっしゃらないだろうけど挨拶しとかないといけないと思いご挨拶。そしたら奥様が、お家元のお姉様もいらっしゃるとのこと…。でぇ~~~!まじっすか!

 お姉様が会主の江戸囃子に顔出している私。ここでTZE師匠に自分の笛を聞かれるとは想定外です(汗)。七福神の大皮を手伝ってくれたYさん、現役芸大生ですが、そんな方々がいらっしゃると聞いてテンションマックスです(笑)。

 で、TZE師匠とご対面。あれ、ふくふくさん、こんなこともやっているの、と師匠。長唄の笛やっているのはお話ししたことあるはずですが、まあ見たことも聞いたこともなければ覚えてないのも無理からぬこと。今度うちも手伝って、と(汗)。まあそれは冗談として、三社祭よろしくね、と。そうか、もう2ヶ月後なんですよね。こちらこそよろしくお願いいたします。

 七福神、良かったよと。お世辞にしてもありがたいひと言いただきました!これ難しいんだよねとも。

 私の長唄笛を聞かれたの今回初めてなんですが、TZE師匠の三味線を初めて聞かせていただくという貴重な会でした(^o^)

カラコロ「七福神」

内幸町ホールでの演奏無事終了いたしました。個人的には無事ではなかったんですが、番組全体的に見れば良い演奏ができたように思います。成功の8割方は唄方さん、三味線のみなさまのおかげです。お囃子チームも小鼓・大皮・太鼓すごくしっかりしていました。このような場に参加させたいただきありがとうございました。

個人的にはこの七福神の笛、能管だけなんですが相当苦労しました。細かいことは省きますが、最初の合同練習の音を師匠に聞いていただき、じゃあこう吹きましょう、と言われてようやく道が見えてきた、という感じでした。それまでは吹いていても曲、太鼓にうまく乗れてませんでした。この辺は特に太鼓の読解力が大きく不足しているのを痛感しました。

ただ師匠のおかげで道が見えてからは、とにかくその道筋にそって吹く。そうするとおぼろげながら太鼓とかの音がガイドとして聞こえてきます。こういう状態にもっと早くなりたかったんですが、この曲は流派によって太鼓の手がだいぶ違うのでできませんでした。でも最後本番ではなんとか一緒にノって吹けたかな。

反省点はスカ日吉を2発。一番気をつけなきゃいけない部分、構え遅れて注意ポイントを忘れていました。落ち着いていたつもりでもこういう部分はやはり緊張していたんでしょうね。さらにスカ日吉に動揺して、その後の手がよれちゃったのは、更に反省。失敗しても動揺してはいけません。とはいっても日吉の失敗は後を引きます。その後に出てくる日吉を全部失敗するんじゃないかという恐怖ですね。この辺が素人の弱さです。

まあ迷惑かけることなく間を外さずノって吹けた。最後の段切れの日吉が気持ちよく吹けたので70点ということで。

七福神

長唄三味線のお稽古 「松の翁」1

 お浚い会が終わって今日から新しい曲になります。師匠は手許の譜面をいくつか手にとって思案顔。これでいいかな?いや、これでいい!みたいな独り言が漏れて聞こえます。その間1分くらい。差し出された譜面には「松の翁」とありました。

 早速前弾きから。お~!初裏撥です。撥の裏面を使って弾くやつ。そして久しぶりの裏ハジキ、しかも三の糸だけじゃなく一の糸でも。なんかいきなりハードルが高い!この曲笛の師匠に教わったんですが三番地が出てくるそうな。そこはどう弾くんだろう?今から楽しみです。